KDDI<9433>5/14本決算発表。2月に年初来高値もコロナ・ショックで下落…決算発表で株価再上昇?
5/14に本決算発表を迎えるKDDI<9433>。昨年後半から上昇トレンドを形成し、2月には年初来高値を更新しました。コロナ・ショックでは下落しましたが、大きくリバウンドし、急落前の水準に戻りつつあります。間もなく、本決算発表を迎えるKDDI<9433>ですが、この発表で株価がどのように推移する可能性があるのでしょうか?
KDDI<9433>の本決算前後の株価動向は?
KDDI<9433>は、昨年2,500円前後から上昇したのち、3000円台前半でもみ合いの状態が続いていました。そのまま年が明け、2/12に「3,451円」の高値を更新しました。しかし、コロナ・ショックの影響を受け失速。すでに回復していますが、下落前の好調さを取り戻すまでは至っていません。
また、競合するトップNTTドコモは4月末の決算発表後に下落しています。では、第1四半期決算を挟んだ1ヶ月間(4月下旬~5月下旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。
※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です
2000年から2019年の株価の推移を見ると、上昇傾向が14回、下落傾向が6回見られます。この数字を見る限り、上昇傾向があると考えられるでしょう。なお、2000年代前半は、決算発表前後で株価の大きな変動が見られました。しかし、直近になるほどその変動幅は落ち着いています。
特に、2013年以降は、上昇も下落も約5%の変動にとどまっており、決算発表によって、株価が大きく変動することはないように読み取れます。では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?
KDDI<9433>の目標株価は?
データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。
【目標株価】
上値目安:3,436円
下値目安:2,909円
※2020年4/28終値3,185円を基準に計算
これまでの株価を分析結果を見る限り、上昇幅は約7.8%、下落幅は約8.6%と考えられます。よって、上値は「3,436円」、下値が「2,909円」が目標株価と考えられるでしょう。
ただし、ここで注意したいのは、2000年代前半は、株価の変動幅が大きかったことです。これもふまえた分析結果なので、近年の傾向をふまえると、それほど大きな変動は期待できないかもしれません。
しかし、分析通り下値まで株価が動くと、およそ1ヶ月ぶりに3,000円を下抜けすることになります。もし、このような動きをした場合は、トレンドの変化があることを想定したほうが良いでしょう。
また、同業者のNTTドコモが決算後に下落していることもやや気になる材料です。株価が大きく変動する可能性は低いものの、ややリスクを考慮しながら、投資判断したほうが良いかもしれません。
このような分析結果を持ち合わせることで、今取るべき投資スタンスが、より厳密で精度の高いものになるではないでしょうか。ぜひ、あなたもこのようなデータ分析の方法を、私が書いたレポート「日本株5つの法則」を読んで手に入れてください。
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この記事を書いている人
高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋 佑輔が執筆の【無料レポート】の配布はこちらをクリック。
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