日本マクドナルドHD<2702>5/12第1四半期発表。コロナ・ショックで急落もすぐに回復。好調キープで目標株価は?
5/12に第1四半期決算発表を迎える日本マクドナルドホールディングス<2702>。コロナ・ショックの影響を受け、3/13に年初来安値「4,290円」まで急落したもののすぐに持ち直し、下落前の水準「5000円台前半」に回復しています。
また4/23には年初来高値「5,470円」をつけており、他が苦しい展開を迎えている中、好調を維持する同社ですが、この第1四半期決算発表で目標株価は、どうなるのでしょうか?
日本マクドナルドホールディングス<2702>の第1四半期決算前後の株価動向は?
日本マクドナルドホールディングス<2702>は、コロナ・ショックの影響で、年初来安値をつけました。しかし、下落前までの水準に回復し、今では短期的な上昇トレンドを形成しています。だたし、これは、コロナウイルスの影響の中、順調である同社への一時的な過熱感であるダマシの可能性も否めません。
では、同社は、この第1四半期決算発表を挟んだ1ヶ月間(4月下旬~5月下旬)で、株価がどのように推移する傾向があるのでしょうか?その傾向を調べるべくデータ分析しました。その結果がこちらです。
※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です
2002~2019年の過去18年の間、第1四半期決算発表前後の同社株価は、14回は上昇傾向が見られ、4回は下落傾向が見られます。2003年時には、大きく15%を越えて上昇しましたが、その他の上昇した年は、5%前後にとどまっています。また下落時には、2004年と2019年が約5%となっており、それほど大きなマイナスにはなっていません。
このデータ分析の結果を見る限り、第1四半期決算発表によって、株価が大きく上下する可能性は少ないと考えられます。よって、この第1四半期決算発表前後で、大きく株価が変動する可能性は低いかもしれません。反対に言えば、大きな損失を受ける可能性が低いという見方もあるかもしれません。
日本マクドナルドホールディングス<2702>の目標株価は?
短期的な上昇トレンドを形成しているものの、大きな株価変動の可能性は低いと考えられます。しかしながら、年初来高値を更新していることや、6月末に株主優待の権利確定日を控えているので、さらに上昇する材料もあります。では、同社の第1四半期決算前後では、どれくらいの目標株価が想定されるのでしょうか?
【5,161円~5,550円】
※2020年4/20終値5,320円を基準に計算しています
これまでの変動幅のデータを見る限り、上昇幅は約4%、下落幅は約3%と考えられます。よって、上値は「5,550円」、下値が「5,161円」が目標株価となるでしょう。チャートを確認すると、コロナ・ショック以前には、5,000円~5,500円の間をボックス圏内で推移していました。もし、状況が同じであると、再び同じような展開が考えられるかもしれません。
ただし、一つ注意しておかなければならないのは、過去にこの決算発表前後に株価が大きく動いている年もあることです。今年は外部環境が特別な状況ですので、ボックス圏を推移する可能性もありますが、上抜けする可能性もあるでしょう。上昇トレンドの場合、更に上昇する可能性は40%の確率と、やや低いですが、そういった想定も必要かもしれません。
データ分析から、このようなことが分かりました。株価がどちらに動くかは、誰にも分かりません。しかしながら、このような分析結果を持ち合わせることで、今取るべき投資スタンスが、より厳密で精度の高いものになるではないでしょうか。ぜひ、あなたもこのようなデータ分析の方法を、私が書いたレポート「日本株5つの法則」を読んで手に入れてください。
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この記事を書いている人
高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋 佑輔が執筆の【無料レポート】の配布はこちらをクリック。
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