日本金利高の怪とベセント発言
~日本金利とドル円ピークを確認し株急騰へ~

2026/09/07

【ストラテジーブレティン(407号)】

(1)日本金利上昇の怪
日本の金利上昇はミステリアスである。ベセント米財務長官はそれが米国に波及することを心配している。金利上昇が日本の財政懸念やインフレ高進によるものならそれを止めてほしいと願っている。また円安の進行は日本のインフレを高める。放置すれば円安➡インフレ高進➡利上げの悪循環が始まりかねない。それは米国国益に反するので協調介入に踏み切った、単純明快な論理である。

経済低迷の中で金利だけ正常化
根源には日本金利急騰の謎がある。日本の10年国債利回りは9月1日に30年振りで3%を突破した。図表1に見るように、この水準はドイツやスウエーデンなど健全なインフレが続いている欧州諸国並みの水準である。2022年末にゼロ金利を解除して以降3年間と言う短期間で他国並みの金利水準を獲得するという長足の「正常化」が進行したのである。

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