2月決算銘柄の本決算発表集計 PART2

2019/04/15

今月からスタートした2月決算銘柄の本決算発表も先週末でほぼ終了となりました。そこで今回は10日から12日までの主な2月決算銘柄の決算発表を早速まとめてみました。決算に株価が大きく反応する銘柄もみられますが、例えば決算発表を受けて株価が大きく上げたのがウエルシアホールディングス(3141)やヨンドシーホールディングス(8008)で、ウエルシアホールディングスは大幅な営業増益の予想を発表したことで、またヨンドシーホールディングスは自社株買いを発表したことで買いを集めました。

一方で決算発表後に株価が大きく下げたのが良品計画(7453)やローソン(2651)です。良品計画はコストコントロールに失敗したことで2019年2月期の営業利益が小幅な減益となったことが、ローソンは2020年2月期の当期利益が30%近い大幅減益となる見通しを発表したことなどで売りがかさみ、良品計画は10%近く、またローソンは12%余りの下落となっています。
 
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決算メモ

ユニー・ファミリーマートホールディングス(8028)‐既存店に積極投資‐

ユニー・ファミリーマートホールディングスが10日に発表した2019年2月期の決算は売上高に当たる営業収益が前期比3.1%減の6172億円、親会社の所有者に所属する当期利益が同34.8%増の454億円となりました。営業収益は不採算店舗の閉鎖を進めたことで小幅な減収となりましたが、当期利益はコンビニのサークルK店及びサンクス店からファミリーマート店へのブランド転換店の日商向上や不採算店舗の閉鎖によるコスト削減により大幅な増益となっています。

2020年2月期の会社計画は営業収益が前期比14.9%減の5250億円、親会社の所有者に所属する当期利益が同10.2%増の500億円となっています。営業収益は総菜を手掛ける子会社カネ美食品の持分法化にともない二桁の減収となります。しかし、当期利益は加盟店の支援や店舗への設備投資が増えるものの、コンビニでブランド転換にかかる費用がなくなることや、引き続きブランド転換店の日商向上が見込まれることなどから二桁の増益となる見通しです。

ユニー・ファミリーマートでは今期、設備投資額の85%に当たる1130億円を既存店投資に充てる予定です。新規什器設備の導入に加え、冷凍食品売り場の拡大や新型コーヒーマシンの導入、店舗のスクラップアンドビルドと店舗改装などを行う予定で、これは業界トップのセブンイレブンを大きく上回る金額です。ユニー・ファミリーマートではこうした既存店への積極投資により中期経営計画での2020年2月期における当期利益の目標額600億円を達成できるとしています。

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