【一粒萬倍/株の宝典】反発も、米国株の位置は変わらず。

2018/11/27

【一粒萬倍/株の宝典】
30年の悲喜こもごもの経験から、個人投資家に必須の投資理論を集大成。
「一粒萬倍の株式投資宝典(パンローリング社)」を教材として、ここでは具体例を挙げて、マクロ、ミクロ、ポジション管理、銘柄選別、売買手法すべてにわたり、コラムを書いていきます。
 
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(ポジション)
相場の方向性がはっきりしなくなってきているので、いったんポジションをニュートラル(中立化)。
寄り付きから、買い増し分の1357(日経ダブルインバース)を処分。1570(日経レバレッジ)を買い。
これは、ポジションの中に、週足ベースで判断している【巌流島】方式の日経ダブルインバースを保有しているためです。
これと効果相殺する格好で、1570を買い、キャッシュ3分の1を残しています。
要するに1570と1357の両建てで、3分の2。残り3分の1がキャッシュ。
これは、邪道です。思った以上に急反発になると困るので、窮余の一策でショートとロングの両建てにしたもので、一時的な措置です。相場がまだ反発を強めるということであれば、1570を逐次処分して、現物株に置き換えていく算段をします。

(ポイント)
米国市場はナスダックが2%超という上昇をしたのが目を引いたものの、主要株価指数と移動平均線との位置関係はまったく変わらず。いわゆる下降チャネル(上値をつないだレジスタンスと、下値をつないだサポートが、平行して下降しているチャートパターン)はそのまま続いており、そのチャネルの上限まで反発したというだけのことです。
日経平均だけが25日線を超えてスタートし、位置が大きく変わりました。
ただ、グローベックス市場では、NYダウ工業株指数が90ドルの気配切り下げ。
基本的にまだショートカバー主体の反発なので、反発の持続力には正直懐疑的です。今週のイベントスケジュールの経過とともに、方向性がはっきりしてくるかもしれないわけですから、上か、下かどちらもありうるだけに、基本は中立的なポジションが肝要だと思います。
わたしのポジションは、上述の通り、1357と1570を両建てで資産評価が動かないようにして、キャッシュを潤沢に確保している状況になったわけですが、1570はできるだけ早期に個別銘柄に置き換えたいです。

(個別銘柄)
ざっと、今見渡したところで、大三元が点灯した銘柄で目についたものは、ネクステージ(3186)、三菱倉庫(9301)、東京ドーム(9681)、熊谷組(1861)など。大阪万博関連では、杉村倉庫(9307)や三精テクノ(6357)、桜島埠頭(9353)など、飛び跳ねた銘柄に関しては、短期的な利益確定を待ち(今出ています)、これが切り返していく場合に、少なくとも昨日の実体線(始値~終値)の半分の水準を超えなければ、買いは禁じ手。

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増田経済研究所
増田経済研究所が、今週の東京株式市場の動向を展望します。米国を中心とした国際情勢を踏まえ、誰が今、何を考え、我々個人投資家はいかに対応すべきなのか、分かりやすく解説します。
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