【一粒萬倍/株の宝典】ダムは決壊。短期的にはショートカバーの可能性。

2018/11/21

【一粒萬倍/株の宝典】
30年の悲喜こもごもの経験から、個人投資家に必須の投資理論を集大成。
「一粒萬倍の株式投資宝典(パンローリング社)」を教材として、ここでは具体例を挙げて、マクロ、ミクロ、ポジション管理、銘柄選別、売買手法すべてにわたり、コラムを書いていきます。
 
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(ポジション)
基本は、ショート(1357日経ダブルインバース)のまま。ただ、連休前の週末が近づいているので、一部利益確定でキャッシュ確保が無難。

(ポイント)
米国株主要株指数は、ついにダウ輸送株指数が25日線割れとなり、ほぼ大方の指数がすべての移動平均線割れ。完全にダムは決壊。
ただ、日本は3連休であり、アメリカも明日は半ドン。そうした週末を控えて、いつでもショートカバーがあっても不思議ではありません。
1357(日経ダブルインバース)を一定ていど、利益確定でキャッシュをいったん確保したほうが無難な気がします。中期的には下降トレンドが決定的になったと思いますが、アノマリーではこの連休明けは、クリスマス商戦本格化で、米国株相場は上昇基調をたどるのが普通です。(過去最高の1兆ドル乗せという売上観測です。もっとも、それにもかかわらず、反発が中途半端に終われば、その打ち返しによる下げは酷いことになりそうですが。)
従って、このアノマリー通りに相場が反発するという場合に備えて、あるていどのキャッシュは必要だろうと思う次第です。
実際、昨晩米国株指数は2%級の大幅下落となったわけですが(10月急落以来、3度目)、昨晩はその割には米10年国債利回りがさほど低下していません。思ったほど株→国債に資金逃避があったようには見えないのです。
もしかすると一時的ではあるにせよ、反発の兆候かもしれません。
一応、本日明日の二日間、相場を見ながら、当方の仮想運用モデル「赤備え」では、週足ベースで1357を買い持ちしている分(全体の3分の1)はそのままに、残りは適宜利益確定しても良いと思い、様子をうかがおうと思っています。

(個別)
個別のロングは、この状況下では、禁じ手でしょう。もし短期反発を取ろうというのであれば、反発が始まった時点で、個別を狙うより、1570(日経レバレッジETF)を買ったほうがこれまた無難。銘柄の当たり外れがないからです。
反発仮定で、どの個別銘柄が短期とはいえ期間益回りが良いか、選択は至難の業です。それより、確率勝負で行くなら、1570のほうがマシ。

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増田経済研究所
増田経済研究所が、今週の東京株式市場の動向を展望します。米国を中心とした国際情勢を踏まえ、誰が今、何を考え、我々個人投資家はいかに対応すべきなのか、分かりやすく解説します。
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