【一粒萬倍/株の宝典】ショート一点張り。

2018/11/20

【一粒萬倍/株の宝典】
30年の悲喜こもごもの経験から、個人投資家に必須の投資理論を集大成。
「一粒萬倍の株式投資宝典(パンローリング社)」を教材として、ここでは具体例を挙げて、マクロ、ミクロ、ポジション管理、銘柄選別、売買手法すべてにわたり、コラムを書いていきます。
 
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(ポジション)
基本は、ショート(1357日経ダブルインバース)のままです。わたしは、本日寄り付きで、投機玉として入れていた東芝(6502)、関電(9503)を処分して、ドテン反対に1357を買い。これですべて1357のフルポジションです。一転張り。

(ポイント)
週明け、米国株主要株価指数は(ジャンクボンド含む)ほぼすべての移動平均線割れ、直近安値更新。
ただ、先行指標・ダウ輸送株指数は、持ち合いを維持して、25日線上。
アップルほかハイテク・ネット大型株から資金流出がどっと出た、その受け皿はジョンソン&ジョンソン、コカ・コーラ、メルクなどディフェンシブ系で、これらは逆行高。
14日のパウエル連銀議長の講演を皮切りに、連銀関係者の発言が嫌気されているようですね。
民間の調査では、FFレート誘導目標は2.75-3%という予測になってきているようですが、市場の大勢はその下限のほうを見ているようです。
10年利回りはこの1%上であるとしたら、3.75-4%になってしまいます。
それに見合う成長率は、ほぼ望み薄ですから(少なくとも現時点では、4-6月の4.2%実績、7-9月の3.5%速報値、10-12月の2.8%前後の予想では、とても10年利回り予想にはとどかないわけです)、これで崩れてきたということになります。
結果、株から資金が逃げ出し、国債にシフトしたことで、10年利回りは3.051%にむしろ低下してしまいました。10月29日の3.0564%を割ったので、ネックライン割れ。75日線がすぐ下にあるので、ここを割り込みますと、かなり株安は厳しいものになりそうです。
要は、足元の景気は非常に強いことは間違いないものの、運用者はすでに12月から始まる、実質来年の運用計画や目安を目算にしており、その予想は、上記の連銀の金融政策変更の可能性をかぎ取って、弱気に舵を取ったということになります。
ダウ輸送株が、しっかりして、25日線を死守していることからは、今のところは、市場で言われているように2020年の大幅利下げという観測までは、わたしはまだ想定できません。
ただ、今週は米国のクリスマス商戦が週末から本格化するので、恐らく、連休前のポジション調整の最後の売り玉が出るとしたら、意外に下げは一過性で済み、揉み合いになるかもしれません。

(個別)
逆行高銘柄はあるのです。このところ紹介したり、引用したりしていたものでは、日本郵政6178、かんぽ7181といったようなものばかりですから、どうも触手が動きません。

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増田経済研究所
増田経済研究所が、今週の東京株式市場の動向を展望します。米国を中心とした国際情勢を踏まえ、誰が今、何を考え、我々個人投資家はいかに対応すべきなのか、分かりやすく解説します。
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