【一粒萬倍/株の宝典】米国急落への対応。

2018/11/13

【一粒萬倍/株の宝典】
30年の悲喜こもごもの経験から、個人投資家に必須の投資理論を集大成。
「一粒萬倍の株式投資宝典(パンローリング社)」を教材として、ここでは具体例を挙げて、マクロ、ミクロ、ポジション管理、銘柄選別、売買手法すべてにわたり、コラムを書いていきます。
 
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(ポジション)
アメリカは債券・為替市場が休場でしたが、主要株価指数は2%から4%級の大幅急落。日経平均も移動平均線すべてを割り込む急落。
これに対して、寄り付きで、現物株保有はすべて処分。
すでに日経ダブルインバース(1357)を全体の3分の1を保有しているので、さらに3分の1を寄り付きで買い増し。残3分の1はそのままキャッシュで温存。

(ポイント)
ゴールドマンの不正疑惑(マレーシア)、アップルにレーザーセンサーを供給している製造会社が大口受注減少で、大幅下方修正。さらに原油先物が、サウジの増産意思表明にもかかわらず、60ドル割れ。といったような直接的な要因で急落したとされています。
これが、11月末のファンドの損益通算期限までの最後のポジション落としであるとすれば、ここ数日でおさまるはず。そうではなく、断続的に景気後退を織り込んでいくのであれば、まだまだこの程度では下げが止まらないということになります。
ただ、移動平均線が上から、200日線、50日線、25日線という順序になる「逆順列」を形成した指数でみますと、その時点からおおむね1ヶ月で水準としては株価が底入れするというのが経験則。
それでいくと、一番グローバル金融市場で最もリスク度の高いジャンクボンドETFの場合、10月17日に逆順列形成→11月17日がボトムの目安。米国株指数ではもっともリスク選好度の高いラッセル2000小型株指数が、10月18日に逆順列形成→11月18日がボトムの目安。
ダウ輸送株指数は、逆順列寸前。ここ一両日で形成になると思わるので、そうだとすると12月14-7日当たりがボトムの目安。
ひるがえって日本では、TOPIXが10月30日に逆順列形成。ということは、11月30日にボトムの目安。
以上から、先行指標やリスク指標では、11月後半(17日から18日あたり)でボトムか。日本では月末にはボトムをつけるというシナリオになります。

(個別)
個別に手を出すのはまだ早い。寄り付きで売った、サンバイオ(4592)や農総研(3541)などは逆行高になってしまっていますが、これは例外。クセ玉では東芝(6502)が逆行高で目を引きます。
基本は、手出し無用。まずは1357の買いで、下落にベットするのがセオリー。ただ、今回は2番底ですから、安値更新をせずに切り上がる形状になることも考えられるので、キャッシュは相応に残しておくべきでしょう。急反発に備えなければなりません。

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増田経済研究所
増田経済研究所が、今週の東京株式市場の動向を展望します。米国を中心とした国際情勢を踏まえ、誰が今、何を考え、我々個人投資家はいかに対応すべきなのか、分かりやすく解説します。
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