【一粒萬倍/株の宝典】様子見が無難。

2018/11/09

【一粒萬倍/株の宝典】
30年の悲喜こもごもの経験から、個人投資家に必須の投資理論を集大成。
「一粒萬倍の株式投資宝典(パンローリング社)」を教材として、ここでは具体例を挙げて、マクロ、ミクロ、ポジション管理、銘柄選別、売買手法すべてにわたり、コラムを書いていきます。
 
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(ポジション)
昨日持ち株の買い増しを行い、1357(日経ダブルインバース)の金額ベース1に対して、個別銘柄の分散投資分は2。ノーキャッシュ、フルポジション。
銘柄の株価変動率にもよりますが、一応、これで、資産の均衡化は完成。このまま様子見。
今後は、相場の方向性がはっきりするまで、個別は適宜入替によるメンテナンスはありえます。5日線を大きく割り込むようなら、処分して入替るいつものルール。

(ポイント)
米国市場は、ダウ工業株のようないびつな指数は続伸でしたが、その他はすべて小幅ながら反落。先行指標のダウ輸送株は200日線突破できず。
基本は、様子見です。
11月2日までの週の裁定買い残は1兆799億円。そのまえ10月26日までの週が1兆614億円と、2兆5628億円→1兆3749億円→1兆3749億円と減ってきていましたが、この1兆円すれすれというのは、問題。通常は、2兆円で相場は底入れするものですが、大きく下回ってきています。暴落時には、確かに数千億円まで低下したことはありましたが、今後この裁定買い残が減ってくるようですと、厄介です。
機関投資家、とくにヘッジファンド系では、日本のVI指数(変動指数、恐怖指数)が平均で22.5を割ると、売りがかさむといわれていますが、昨日21.15と割り込んでいます。
週末でもあり、ここは様子見が無難。

(個別)
基本的に中間選挙後の上昇業種というものは、鉱業・鉄鋼・機械といったシクリカル(景気敏感系)であることが普通です。が、米国で大統領府と連邦議会の「ねじれ現象」になったことで、ややこの物色は逆風か。
むしろ、情報通信や小売りといったディフェンシブ系が有利と見ています。たとえば、逆張り的なスタンスの向きには、ゼンショー(7550)、短期利益確定の消化を確認してからのほうがいいでしょうが、ケーヨー(8168)のようなもの。一貫右肩上がりのものでは、すかいらーく(3197)。
業種は異なりますが、同じくディフェンシブ系ということで、東京ドーム(9681)はまだ初動が始まっているところには至っていないものの、逆張り向きではあります。
小売りは、ユー二―ファミマ(8028)やドン・キホーテ(7532)が恐らく大型では王道。
傍流でダークホースになりそうなのは、セブン銀行(8410)。
情報通信では、楽天(4755)がにわかに脚光を浴びつつあります。ただ、どうも通信キャリアというのは、個人的には利益率が見合わないような印象が強く、なかなか手を出しづらいです。あくまで個人的な感想ですが。

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増田経済研究所
増田経済研究所が、今週の東京株式市場の動向を展望します。米国を中心とした国際情勢を踏まえ、誰が今、何を考え、我々個人投資家はいかに対応すべきなのか、分かりやすく解説します。
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