【一粒萬倍/株の宝典】イベント通過で、アク抜けできるか。

2018/11/07

【一粒萬倍/株の宝典】
30年の悲喜こもごもの経験から、個人投資家に必須の投資理論を集大成。
「一粒萬倍の株式投資宝典(パンローリング社)」を教材として、ここでは具体例を挙げて、マクロ、ミクロ、ポジション管理、銘柄選別、売買手法すべてにわたり、コラムを書いていきます。
 
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(ポジション)
1357(日経ダブルインバースETF)が75%。キャッシュ25%を維持。
動きようがありません。ただ、選挙は水物です。結果どうなるかわかりませんから、安全を期したい向きは、ニュートラルにしたほうが良いでしょう。
1357を全体の4分の1まで落として、残りを圧倒的なキャッシュで臨むというのも一法です。本日ザラ場の動きで、判断すればよいでしょう。

(ポイント)
米中間選挙結果が、両院をどちらかの政党が制覇するというノーマークのシナリオ以外は、相場はスルー、織り込み済みということで、株高とみる市場関係者が多いようです。
問題は、その場合は上昇が中途半端で終わるかどうかということになるので、そこで威力を発揮するのはやはり潤沢なキャッシュということです。
1357を一気に買い増すにしろ、個別銘柄のロングを分散していくにしろ、キャッシュがモノを言います。
昨晩の米国市場では、引け際に上昇しており、おそらく市場関係者はいろいろ考えた末に、買ったのであろうと思われ、売り方のショートカバーか、キャッシュが多すぎる筋の打診買いか、いずれにしろ、ポジションをニュートラルにしようとする動きが出たのではないかと思います。
相場を撹乱する最大のファクターである、ヘッジファンドですが、10月は最新集計では7.8%の平均損失ということですから、過去月間で5%以上の損失を出した後というのは、数か月後に株式相場は底値を付けるパターンが続いています。解約請求に基づく換金売りです。
状況としては、景気循環がピークアウトするかもしれないというマクロ環境の中で、こういう需給関係ですから、株式相場が上昇しても全値回復までは難しいでしょうし、中途半端な戻りによるその後の下落のほうが警戒を要します。
ただ、目先この中間選挙結果判明直後の動きとしては、CTAなどのヘッジファンドは、事前に株式比率をかなり落としており、日経報道によりますと5月以来の少なさだということですので、干上がった状態と言われます。これが本日一番相場を上下にブレさせるものとなりそうです。

(個別)
基本は、今日は手出し無用です。結果判明を受けて、今晩のアメリカを見てからでも、個別銘柄投資の再開は遅くないでしょう。

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増田経済研究所
増田経済研究所が、今週の東京株式市場の動向を展望します。米国を中心とした国際情勢を踏まえ、誰が今、何を考え、我々個人投資家はいかに対応すべきなのか、分かりやすく解説します。
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