【一粒萬倍/株の宝典】反発なら今週がポイント。

2018/10/29

【一粒萬倍/株の宝典】
30年の悲喜こもごもの経験から、個人投資家に必須の投資理論を集大成。
「一粒萬倍の株式投資宝典(パンローリング社)」を教材として、ここでは具体例を挙げて、マクロ、ミクロ、ポジション管理、銘柄選別、売買手法すべてにわたり、コラムを書いていきます。
 
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(ポジション)
基本、ショート。現物株の買いは今のところ見合わせ。
自律反発があるなら、今週は一番出やすいはずなので、前半とくに現物株の買いには注目したいが、中途半端な戻りでしかないならその後が怖い。
直近で買い込んだショート分は、反発次第で処分しキャッシュ確保に努めたほうがいいかもしれないが、あくまだキャッシュ温存を旨としたほうが良い。
グローバルマネーには、ポジションを落としたいという結論があって、そのための正当な理由を探そうとばかりしている模様。

(ポイント)
グローバルマネーには、ポジションを落としたいという結論があって、そのための正当な理由を探そうとばかりしている模様。
イタリアの国家予算を巡り、EUが異例の差し戻しだが、イタリアは強行の構え。英のEU離脱でも、アイルランド問題の処理が進捗しない。
人民元は、6.96(対米ドル)つけ10年ぶりの安値、中国当局は容認の構えか(2015年の人民元ショックを想起させる)。
中東は、記者謀殺疑惑で追い詰められた皇太子政権が、あろうことかロシアに急接近。逆にイスラエルはオマーンに急接近。中東の地政学地図が大揺れ。
日本では今週一回目の決算発表ピーク。ここで反発のきっかけをつかめるかが課題。当初の上方修正ラッシュという期待は、急速にしぼんでしあっている。
先週の米7-9月GDP速報値が、4-6月の4.2%に対し、やはり3.5%へスローダウン。先進国としては出来すぎの予想ですが、相場が変化率に連動するのだとすれば、明らかに鈍化でネガティブ。
上げればキリがないですが、今週末の米雇用統計から来週末の日本のSQまで、一番国内機関投資家は弱気になりやすい(月間で一番下げやすい、「月間のアノマリー」)なので、いったん底入れするならここであろうし、下放れたら万事休すになるのもここ。
基本ショートで、つくることができたキャッシュは大事に温存が無難。

(個別)
個別はまず、手を出せない。最高益をだした日本電産(6594)、同じくソニー(6758)、本日発表予定のファナック(6954)が伸びなければ、およそ大型は期待薄。どころか市場のセンチメントを支えていた中小型株は先週末から総崩れ状態。
どうも、やはりポジションを落とすことを優先しているマネーの動きが根強い模様。
動かざること、山のごとしが妥当な判断。
だいたい、朝10時から10時半には、週明けの初発の売買は一巡するはずなので、そこから反発基調を見せるか、むしろ失速か、ここで判断したほうが良い。

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増田経済研究所
増田経済研究所が、今週の東京株式市場の動向を展望します。米国を中心とした国際情勢を踏まえ、誰が今、何を考え、我々個人投資家はいかに対応すべきなのか、分かりやすく解説します。
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