【一粒萬倍/株の宝典】下げ渋り。ここで下げ止まらないと、危険。

2018/10/10

【一粒萬倍/株の宝典】下げ渋り。
30年の悲喜こもごもの経験から、個人投資家に必須の投資理論を集大成。
「一粒萬倍の株式投資宝典(パンローリング社)」を教材として、ここでは具体例を挙げて、マクロ、ミクロ、ポジション管理、銘柄選別、売買手法すべてにわたり、コラムを書いていきます。
 
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(ポジション)
方針は、朝から「警戒、キャッシュ2-3割確保」に変更。昨日まではキャッシュ2割でしたが、バンドを広げました。
先行指標のダウ輸送株指数は、50日線割れから下放れですが、200日線にもうかなり接近しているので、ここから下げても知れているであろうということ。本来、この時点ではキャッシュ半分以上にしていないといけません。
ダウ工業株と日経平均は、輸送株と時間差で下げてくるわけですが、それにしても未だに25日線を守っているということ。これなら、フルポジションでも良いわけです。
ということで、一般調整としてこれで下げが終わるか、ここから本格的な下げ相場に発展していくか、微妙。
結論として、キャッシュ2-3割確保で様子見、とした次第。

(ポイント)
IMFはともかく、米国GDP四半期のデータは成長率4%に乗ってきており、年間通じても恐らくならして、3.5-4%というのがコンセンサスでしょう。ただ、ここが景気の伸びとしては最高点で、来年以降トランプ政権の政策発動は、ほぼ出し尽くしてしまっていることから、たいして出てくることはなく、今年の減税など一連の景気刺激策の後、逆に反動的に景気の伸びが落ちてくるはずだ、というのも、コンセンサス。
両方合わせて、足元景気の伸びは増大しているものの、じきピークアウトだろう、と。ということで、米10年利回り3.2%台に乗ってきたため、3.5%、4%へと上昇していってしまうと、成長率がだんだん耐えられなくなってくるかもしれない、株は高すぎるという懸念に発展して、株安になっているのでしょう。
つまり、目先、米長期金利が頭打ちにならないと、株安が止まらないということ。
昨晩、米長期金利が軟化して終わったので、一服感が出て、株がようやく下げ渋ってきているということだと解釈しました。
 
(個別)
キャッシュ2-3割は必須。キャッシュをつくるために処分する保有株の要件は、25日線を割っているもの優先で売り。次に、含み損の大きいものから優先して処分売り。これで、キャッシュをつくりましょう。
1357(日経ダブルインバースETF)を買う必要は無い、と判断。むしろ危険。日経平均が25日線を割らない以上、1570(日経レバレッジETF)は買い持ちで可としています。
現在、当方の仮想運用の持ち残は、1570のほかは、ALBERT(3906)、東邦チタニウム(5727)、ヴィスコテック(3698)の3銘柄のみ。
 
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増田経済研究所
増田経済研究所が、今週の東京株式市場の動向を展望します。米国を中心とした国際情勢を踏まえ、誰が今、何を考え、我々個人投資家はいかに対応すべきなのか、分かりやすく解説します。
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