【一粒萬倍/株の宝典】一過性の下げ。

2018/10/05

【一粒萬倍/株の宝典】
30年の悲喜こもごもの経験から、個人投資家に必須の投資理論を集大成。
「一粒萬倍の株式投資宝典(パンローリング社)」を教材として、ここでは具体例を挙げて、マクロ、ミクロ、ポジション管理、銘柄選別、売買手法すべてにわたり、コラムを書いていきます。
 
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(ポジション)
戦略方針は、ダウ輸送株指数が50日線を死守したので、一応フルインベストメントに復帰。ただし、日本は3連休なので、気持ちキャッシュを確保しておいたほうが無難と言えば無難。

(ポイント)
元々、9月中間期末明けの国内機関投資家によるポジション落とし(概ね3日で終息するはず)に、個人が連休前にやはりポジション落とし。これは、3月期間明けの押しが2.2%下落であり、今回は今のところ2%ほどの下落率ということで、ほぼ一巡したでs
アメリカでは、好調なマクロ指標とはいえ、あまりにも異様なほどの10年国債利回り急伸だったわけですが、これは一説にはチャイナマネーが処分売りを下と言われているようです。だとすれば、貿易戦争激化による報復的な売買だったと論評されがちですが、そんな余裕は中国には無い。
外貨準備3兆ドル(公称)は、まず考えられず、遥かに少ないはず。一帯一路プロジェクトも何一つ収益回収できておらず、ドル不足が致命的であろうと推察。背に腹は代えられない米国債の換金化と考える。それも、管理の部分は一帯一路の担保になっている可能性もあり、処分できる枠も限定的であろうから、あまりこの米国長期金利上昇は問題にならない。
基本は、それまでVIXをずっとショート積み増ししてきたリスクパリティ型ファンドが、この米長期金利急伸によって、ロスカットの自動プログラムが発動し、相場を混乱させたと思われる。つまり、2月の急落と同じパターン。二度目なので、前回の「一体なにが起きてるんだ」という狼狽は無い。よって、これもたいした問題にならず、早晩相場回復の見込みと判断。

 
(個別)
次のステージで一体、なにが相場の柱になるか不透明なので、三菱倉庫(9301)を益出し処分して、とりあえず、日経レバレッジETF(1570)を買い増ししておきました。資産全体の4分の1がすでに1570で15%ほどの含み益ですから、今回買い増し分は、あくまで当座の手当て買いです。おのずと個別銘柄の物色もはっきりしてくるでしょうから、その段階で妙味があるものは、逐次ETFから個別株に置き換えていく算段です。
ALBERT(3906)、小野薬品(4528、これはやられている)、東邦チタニウム(5727)、ヴィスコ・テック(6698)は引き続きホールドのまま。
 
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増田経済研究所
増田経済研究所が、今週の東京株式市場の動向を展望します。米国を中心とした国際情勢を踏まえ、誰が今、何を考え、我々個人投資家はいかに対応すべきなのか、分かりやすく解説します。
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