【一粒萬倍/株の宝典】指数主導の上昇相場と個別のリスク

2018/10/01

【一粒萬倍/株の宝典】
30年の悲喜こもごもの経験から、個人投資家に必須の投資理論を集大成。
「一粒萬倍の株式投資宝典(パンローリング社)」を教材として、ここでは具体例を挙げて、マクロ、ミクロ、ポジション管理、銘柄選別、売買手法すべてにわたり、コラムを書いていきます。
 
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(ポジション)
まだ先行指標のダウ輸送株指数が25日線割れなので、戦略方針は、「やや警戒モード」持続。週初なので、一時的にはフルポジションでも構いませんが、いつでも1-2割はつくれる心づもりをしておいたほうが良いでしょう。
日経平均先導で指数上昇という相場展開では、下手に個別銘柄にこだわるより、「宝典」の「袋とじ」に解説した、【巌流島】方式で日経レバレッジETF(1570)一点張りのほうが、一年に1度か2度は必ずある大きな波動で大きく簡単に取れる(下げのときには、1357にドテン反対売買ですが)。今のところ、【巌流島】方式では1570が、8月後半から現時点で16.6%のリターン。年初でも同じくらいとっているので、、その後の連敗を含めても(一回の負けは常に小さく済む手法です)、今年は正確に計算すると、本日時点で単利でも35%のリターンになってきています。
 
(ポイント)
相場の焦点は今秋まではまだマクロの影響の余韻残る。来週以降は、アメリカから個別の企業業績期待に移行。
今週末の雇用統計ですが、基本、今後冬場に向けて季節的には強まるはずなので、長期金利は高止まりか。日本市場先読みのポイントはここ。
日本株にとって、最も都合が良いのは、アメリカの10年国債利回りが3%前後でずっと推移するというパターンです。
つまり、ヘッジファンドのシカゴのポジションで、米国債のショートポジションの積み上げが限界だとしても、手仕舞い買戻しにならず、長期金利が高止まりをしている状態です。
それであれば、ヘッジファンドの日経平均を巡る彼らの裁定買い残積み上げ(先物はショートポジション積み上げ)が続くはずです。
指数有利な相場展開なので、基本は「ポジション」で書いた通り、ETFトレードのほうが容易。個別で行く場合は、今後物色に明暗が分かれてくるのであくまで強い銘柄にこだわらないと、痛い思いをすることも多いはず。

 
(個別)
財投関連のライト工業(1926)やショーボンド(1414)は益出し処分。買い増しや新規買い入れは、日本MDM(7600)、MDV(3902)、ロゼッタ(6182)に分散。
三菱倉庫(9301)は、もともとキャッシュ同然のつもりで安全パイのつもりで入れたところが、予想外の健闘。ネクシーズ(4346)、昭和電工(4004)、LITALICO(6187)、ダイワボウ(3107)、東邦チタニウム(5727)といずれもよく頑張ってくれています。
ここでALBERT(3906)が上にブレイクしてくれれば、申し分無いと思っています。
【巌流島】枠の分では、8月後半に、ドテン反対売買で日経レバレッジETF(1570)の買いに変更しましたが、当時はポジション全体の4分1の金額でした。ところが、一方的にその後上がったことで、金額ベースでは全ポジション評価のうち、3分の1を占める大きさに増大しています。こういう一方通行の指数主導の相場では、個別よりやはり指数プレイで1570(下げでは1357)が有利です。
 
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増田経済研究所
増田経済研究所が、今週の東京株式市場の動向を展望します。米国を中心とした国際情勢を踏まえ、誰が今、何を考え、我々個人投資家はいかに対応すべきなのか、分かりやすく解説します。
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