【一粒萬倍/株の宝典】ついに、米国債長短金利が、一時逆転現象を示現!

2019/08/15

【一粒萬倍/株の宝典】
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★米国株急落、ダウ工業株800ドル安(-3.05%)。
昨晩の米国株市場は、突如の暴落的商状。ダウ工業株は3%を超える下落率、800ドル安で急落でした。その他指数も軒並み2-3%の下落です。
理由ははっきりしません。あるとすれば、米国10年国債利回りが、2年国債利回りを下回る、米国債の長短金利逆転現象が発生したということだけです。もっとも一時的です。
最終的には10年利回り1.5792%、2年利回り1.5751%ですから、0.04%ほど10年のほうが上回った状態で終わっています。
そもそも、前夜の段階で両利回りの差は0.02%にまで縮小しており、逆転は時間の問題であろうと考えられていたわけですから、これで今更アメリカの景気後退だことの、狼狽した売りがかさんだことのといった理由は、ほとんど理由になりません。

★なぜ、こうした事が起こったのか?~アルゴリズムの弊害。
考えられるのはただ一つで、ファンドというファンドが、米国債長短金利の逆転現象が起こった場合に、売りプログラムをもともと組んでいたということではないでしょうか。実際にそれが起こったので、AIに基づくプログラムは馬鹿ですから(命じられている通り、機械的に動く)、そのままロジックがヒットして、売りが売りを呼ぶ格好になったのでしょう。
機械が馬鹿なら、それを組成するロジックを原理原則通りインプットしている人間も馬鹿だということです。
過去30年ほど振り返ってみて、この現象が発生したときには、こうした異様な急落は一度として起こっていないことを考えますと、AIやプログラム売買が浸透しつつある近年特有の相場の変動特性でしょう。

★米国債長短金利の逆転現象は、一時的か、恒常的か?
足かけ4年前から、当レポートでも、またセミナーでもよくお話してきたことは、先進国が軒並みゼロ金利状態になるという異常事態によって、米国長短金利差が縮小し、このペースでは2019年6月に逆転現象を起こす、という想定でした。
まだ一時的ですが、今後断続的にこうした逆転現象が発生しては、次第に恒常的に10年利回りが2年利回りを下回るといったことになっていくかもしれません。
実際、サブプライムショック前にはこうしたことが起きています。
従って、まだ確定したわけではないものの、米国債長短金利の逆転現象が今後恒常化するかもしれないということは、一応十分視野に入れておいたほうがよいでしょう。

★仮に、恒常的な逆転現象になった場合、何が起こるか?
過去、30年間、この米10年利回り<2年利回りという逆転現象が起こった場合に、その後なにが起こったか確認しましょう。簡単に言えば、これによって、金利裁定という機能が完全に破壊されてしまったことになります。過去の逆転現象発生後の相場状況というものをまとめてみました。(以下省略)

日経CME円建ては、220100円。日経平均先物夜間取引も同じです。
昨日の現物指数の終値が20655円ですから、急落は致し方ありません。問題はその後です。

以下、「どう対処するか~なにもしない」、「定点観測~ジャンクボンドはリスクを全く示唆していない」、「戦略方針~ポジション管理」等、詳細は「一粒萬倍勉強会」サイト https://www.ichiryu-manbai.com/ へ。

増田経済研究所
増田経済研究所が、今週の東京株式市場の動向を展望します。米国を中心とした国際情勢を踏まえ、誰が今、何を考え、我々個人投資家はいかに対応すべきなのか、分かりやすく解説します。
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