【一粒萬倍/株の宝典】ダウ輸送株指数は、続伸で戻り高値更新。

2019/04/25

【一粒萬倍/株の宝典】
30年の悲喜こもごもの経験から、個人投資家に必須の投資理論を集大成。
「一粒萬倍の株式投資宝典(パンローリング社)」を教材として、ここでは具体例を挙げて、マクロ、ミクロ、ポジション管理、銘柄選別、売買手法すべてにわたり、コラムを書いていきます。

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(決算失望で、今度は利益確定)
一部主要指数が最高値更新した翌日、今度は決算失望を受けて反落。シクリカル系ではキャタピラー(CAT)が、ディフェンシブ系ではAT&F(T)が、いずれも市場予想を下回って、それぞれ3%と4%の大幅安。これが主な口実となって格好の利食い先行の動きを誘った。

(ダウ輸送株は続伸、戻り高値更新中)
一方ダウ輸送株指数は、大方の主要株価指数に逆行して続伸。戻り高値更新が続いて。
その他指数が0.2%前後の小反落であったのに対して、先行指標のダウ輸送株は0.87%と突出した上昇率。ここが高ければ、アメリカは「高かった」といって良い。
そのベンチマークで、米国自体の景気をそのまま体現している鉄道株のユニオンパシフィック(UNP)も上昇。この三日、史上高値圏でのもみ合い中。

(半導体SOX指数、続伸で連日の最高値更新)
また、ファンダメンタルズ的には最も脆弱であるはずの半導体SOX指数は、続伸。これも0.95%と輸送株以上の上昇率で、連日の最高値更新。
ちなみに、ラッセル2000小型株指数も続伸です。これは戻り高値更新にはいたらずだが、ほぼ面合わせ状態まで上昇しているので、今晩続伸なら、これも最高値更新となるはず。

(市場のリスク認識は、膠着)
ジャンクボンドだが、これは0.14%と小甘い結果。これは4月10日からずっと、高原状態で、持ち合いが続いている。どうも25日移動平均線が上昇してくるのを待っているような状態。
市場は、リスクが無いという認識を続けている。

(マネー循環は国債買い)
株が輸送株を除いて全般に足踏みをしたこととは反対に、国債は買われている。米10年国債利回りは、2.5220%に低下。4月12日からずっと50日線で頭を押さえつけられていたが、長期国債入札を控えた売りが一巡したのと、株が足踏みをしたことと相まって、国債の安い値段を拾う動きになった、という程度のこと。下は今度は25日線が支えている。ちょうど25日線(下)と50日線(上)の間に挟まれた状態。これが12日から続いている。

(米国企業の1-3月決算の傾向)
S&P500の構成銘柄の1-3月期の純利益は、前年同期比1.1%減という進捗状況。これは、2016年4-6月期以来の減益になりそうだとされている模様。事前の外野の予想集計では、4.9%の減益だったはず。それに比べると、マシな状況で進捗していることになる。
すでに発表が終わった銘柄の77.5%が予想を上回っている。面白いもので、相場というのは、アナリストが重視する絶対評価(今回で言えば、増益ではなく減益であるということ)よりも、むしろ相対評価(減益だが、思ったよりマシだということ)で動く。
さて、今晩はマイクソフトが、明晩はアマゾンが決算発表予定となっており、まさにアメリカは決算発表のピークとなります。

(戦略方針)

【梁山泊】モデル~フルインベストメント。
戦略方針は、フルインベストメントのまま。大型連休にどう対処するかということくらいしか、運用上の裁量を働かせる要因はない。
フルポジションで連休を迎えたいのですが、なかなかルール抵触で処分する銘柄が出てきているのに対し、新規買いのめぼしいものが見つからず。このままでは4割前後のキャッシュを抱えたまま、連休にはいりそう。

【斬鉄剣~逆張りバスケット(検証試験中)】
この調子では、かなり週末にはリストアップ銘柄が減少しそう。

【巌流島】モデル~ロング。
日経CME円建ては22175円、日経平均先物夜間取引は、22200円。
昨日の現物指数終値が22200円ですから、ほとんど変わらずか若干甘いスタートか。
1570の買い持ちは続行予定。このモデルはフルポジション。
 
 
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増田経済研究所
増田経済研究所が、今週の東京株式市場の動向を展望します。米国を中心とした国際情勢を踏まえ、誰が今、何を考え、我々個人投資家はいかに対応すべきなのか、分かりやすく解説します。
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