【一粒萬倍/株の宝典】さて今週「アノマリー破り」になるか。

2019/04/08

【一粒萬倍/株の宝典】さて今週「アノマリー破り」になるか。
30年の悲喜こもごもの経験から、個人投資家に必須の投資理論を集大成。
「一粒萬倍の株式投資宝典(パンローリング社)」を教材として、ここでは具体例を挙げて、マクロ、ミクロ、ポジション管理、銘柄選別、売買手法すべてにわたり、コラムを書いていきます。
 
91i1y-dkRbL
 
:::

(ポイント)
前回がひどすぎたということもありますが、今回はその反動か、雇用統計は予想を上回る内容。先週末は米国株市場は続伸。ナスダックも高い。最後まで200日線を下回っていたラッセル2000小型株指数も突破して。すべての米国主要指数が200日線を越えた。
不思議な事に、景気上向き材料なのに、債券市場はむしろ買われ、利回りは若干ですが低下。賃金の伸びが予想を下回ったためだ、という。なんかとってつけたような話。株と債券市場が、まったく逆の反応をしたことになる。ドル円は、株と同じ反応を示しており(これも不思議)、金利から離れた。そしてドル円の位置は3日以降、200日線を上回ってきている。111.47円で推移中。
ここから1週間は、月間で一番下がりやすいアノマリーす。米国企業業績発表が進捗し、日本のSQが週末に予定。どちらの材料も、相場押し上げも押し下げにも要因となりうるので、警戒は必要。一般にSQ前の「荒れる水曜日」は下げで荒れるが、今回は上に荒れる可能性も。アノマリー破りとなると、これはかなり持続的な上昇基調に入っていける。
鍵を握るのは、CTA(マクロベースに運用するヘッジファンド)。彼らはなにを勘違いしたのか(いつも、勘違いしていますが)、3月下旬あたりから日経平均先物を売り持ちにしているらしい(6日の日経新聞朝刊「スクランブル」で指摘)。
景気後退懸念をずっと運用の基軸にしてきたためでしょう。この1-3月でマクロが、4-6月でミクロが底入れする可能性が高まっていることを、まったく認識できないでいたということになります。一番だらしのない日本経済ですら、内閣府が5日に発表した景気動向指数CIが4か月ぶりの上昇しているというのに。
誰しも剣が峰と見ている22000円の壁を突破してしまうと、CTAファンドは一斉に手仕舞い買戻しに動かざるを得なくなる。日経平均の週末の現物指数終値は21807円。200日線が21911円だから、あと109円。これを超えると、事実上22000円の壁を突破するのは時間の問題。
もし10日の「荒れる水曜日」が、上に荒れたら、あるいはそうでなくとも、ジリ高で推移するだけで、CTAは真綿で首を絞められるように、ポジション変更をし続けなくなってくるはずです。

※気になるRSIの逆行現象。
最終的には、
1 教科書通りの買われすぎシグナルで相場が終わるか、
2 逆行現象を形成して相場が終わるか、
3 例外中の例外ですが、RSIが分岐の50%超でずっと横這い・往来に陥り、相場はじりじりと延々上昇基調を持続した末に、買われすぎなり逆行現象形成なりで終わるのか。

今回どれか? 個人的には3かと思っています。だとすると、過去のパターンからは1ヶ月ないしは、長くて2か月最強パターンが続く。5月一杯か、6月に入って相場天井の可能性?

(ポジション)
【梁山泊】モデル~フルインベストメント。先週末は、朝からキャッシュ取り崩しで、ローランド(6789)、フェロー0テック(6890)、日本電波工業(6779)に分散して資金投入。残りキャッシュ8%。
今週は、フルポジションでいこうと、思っています。

【斬鉄剣バスケット(逆張り用・検証実験中)】
新たに今週月曜日寄付から、リストアップ銘柄を増やします。要件を満たしているものは、15銘柄ほどあるのですが、収拾がつかないので、とくに顕著なものを5つだけ選んだ。

林兼産業2286
メック4971
スタンレー6923
クリナップ7955
安永7271

【巌流島】モデル~ロング。1570の買い持ちのまま持続です。一段とドテン反対売買のシグナル点灯するリスクは潜在。3週前の終値は21627円。安値は21425円。方6週線は21338円。これらを割るようですと、ドテン反対売買を強いられ、1570売りの1357買いをしなければならなくなる。
日経CME円建ては21860円、日経平均先物夜間取引は21870円。これに対して、先週末の現物指数の終値は21807円です。週明けは取り合えずしっかりスタートを切れそう?

201809_matsukawa

増田経済研究所
増田経済研究所が、今週の東京株式市場の動向を展望します。米国を中心とした国際情勢を踏まえ、誰が今、何を考え、我々個人投資家はいかに対応すべきなのか、分かりやすく解説します。
本資料は情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。
銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。
本資料の情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本資料の記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本資料の記載内容は、予告なしに変更することがあります。

商号等:有限会社増田経済研究所/金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1069号