【一粒萬倍/株の宝典】米国は実質上昇。ジャンクボンドは連日の高値更新。

2019/04/03

【一粒萬倍/株の宝典】

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(ポイント)
市況コメントの多くが、ダウ工業株の反落を以て米国株が昨晩下げたと報じていますが、総合株価指数S&P500が続伸ですから、上がったと考えるべきです。ダウ工業株はウォルグリーンの業績懸念で足を取られただけです。ナスダック、半導体SOX指数も上昇で、ナスダックにいたってはS&P500と同じく高値更新。またリスク指標のジャンクボンドも高値更新。
米10年利回りは、むしろ軟化して2.481%。ですが、ほとんど変わらずといっていいでしょう。
基本的に、欧州が高かったのです。4月12日という無秩序離脱がかかっている議会採決を控えて(毎日、なんらかの採決をしていますが)、ポンド安が英国経済に都合がよいということで株高です。欧州全般に高かったというのは、大変興味深いところです。悪材料が悪材料としてのインパクトをもはや持たなくなりつつあるようにすら見えます。
東京は昨日から国内機関投資家の新年度入りの売りが指数の頭を抑え、海外市場になかなかスムーズに追随できない悪影響を与えていますが、数日の話です。
彼らが利益確定をしている主なものというと、どうしてもディフェンシブ系が多いと思われるので、このあたりはどうしてもしばらくはお休みにならざるをえないのでしょう。一方では、おそらく外人が多いのではないかと思われますが、ディスコ(6146)、ファナック(6954)をはじめ機械セクターが軒並み上げてきている点に注目しましょう。1-3月の世界のマクロ景気が底入れという仮説が正しければ、シクリカルは上昇の急先鋒になってきて不思議ではありません。原油先物も、200日線突破ですから、減産効果だけとは考えにくい(米国シエルガスはずっと増産しています)。ロンドン金属取引所でも、亜鉛筆頭に、銅など一角が上がってきています。
ポジション構成比率を調整していく必要が出てきているように思います。

(ポジション)
【梁山泊】(個別銘柄主体ですが、下げ相場や、急騰場面、あるいはヘッジなどで1357・1570を併用。キャッシュ化などポジション管理有り。)
戦略方針は、「フルインベストメント」。シクリカル系の比率増大に努めたほうがよさそうです。【梁山泊】では、先週からツガミ(6101)の買い、買い増し、あるいは小林産業(8077)などと続けてきました。現時点で、売りシグナルが点灯しているものが無いので、銘柄を新規買いすることができません。
資金余剰があれば、ハーモニックD(6324)、ディスコ(6146)、ファナック(6954)など機械系に資金を入れたいところです。ただチャート的には、200日線突破トライに入っているものとしては、なにも機械にこだわらず、ユーシン精機(6482)、日特エンジニアリング(6145)、ローランドDG(6789)なども視野に入れていいのではないでしょうか。

※梁山泊バスケット(逆張り用)
8銘柄ほどリストアップされています。

【巌流島】(日経平均の指数プレイ。1357・1570だけで恒常的にフルポジション)
現在、1570買い持ちでフルポジション。今週非常にきわどい、ドテン反対売買のシグナル点灯か、引き続き微妙です。ただ国内勢が売りをしている今週前半はヒヤヒヤものでしょう。指数プレイは、まだGW明けまでそうおいしい相場にはなりにくいかもしれません。

(個別銘柄)
問題は、前段で列挙したようなカレンダースケジュール上の諸点をここから2週間ほど、東京市場がどれだけしのいでいけるかということになります。
いずれにしろ、GWまでの1ヶ月のうち、半分近くは、指数がなかなか売り圧力のたまる200日線突破に手間取ると懸念されるので、ここは外人の売り圧力の少ない、指数から外れている中小型株中心にパフォーマンスを追求していくのが、妥当であるという結論になります。

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増田経済研究所
増田経済研究所が、今週の東京株式市場の動向を展望します。米国を中心とした国際情勢を踏まえ、誰が今、何を考え、我々個人投資家はいかに対応すべきなのか、分かりやすく解説します。
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商号等:有限会社増田経済研究所/金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1069号

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