【一粒萬倍/株の宝典】半導体SOX指数は、移動平均線が上から順のパターンに好転。

2019/03/27

【一粒萬倍/株の宝典】

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(戦略方針)
物色は、ディフェンシブ系が主体。
米国株市場は上昇。急落に対する買戻しが続いています。ただ、ダウ公共株が圧倒的に右肩上がりで高値更新中であることから、物色の主体は安全パイのディフェンシブ系であることがわかります。
一方、米10年国債利回りは、国債が一貫して買われていることから利回りが低下し2.41%にまで落ち込んでいます。
ダウ公共株の高値更新が続き、長期金利が低下の一途をたどっているという状況はいかにも、マネーが安全を志向していることがわかります。
主要指標の位置関係は以下の通り。

高値更新中 ダウ公共株(史上高値更新中)
X>25日線 S&P500、ナスダック、半導体SOX指数、ジャンクボンド
25日線>X>50日線 ダウ工業株、
50日線 ラッセル2000小型株指数、
50日線>X ダウ輸送株、米10年国債利回り

一方で、昨晩の日経新聞夕刊の「ウォール街ラウンドアップ」でも解説されている通り、米国では「にもかかわらず、ジャンクボンドが高い位置を維持していること」と、このマネーの安全志向とは、まったく矛盾しており、市場関係者の間に困惑が広がっているという解説になっていました。ちょうど、昨日まで当レポートが指摘していた通りの話です。みんな考えることは同じということでしょう。
この矛盾を説明する唯一の解釈は、以下の通りです。

・ダウ輸送株の低迷 米中間の関税引き上げにより、物流が減少している。
・米長期金利の低迷 ドイツ経済悪化により(ドイツ国債がマイナス金利突入)、米国債投資が過剰にかさんでいる。
・ジャンクボンド上昇 米国経済自体は減速の程度が知れているか、すでに織り込み済で、市場はリスクをまったく感じていない。
・ダウ公共株の上昇 とはいえ、減速中であることに変わりないので、景気循環が再開されるまでは、ダウ公共株のような安全パイがどちらかというと選好されている。
・半導体SOXの上昇 一方では次のステージである景気循環再開に向けて、先行業種である半導体も物色され始めている。

流れとしては、こういう解釈になるというわけでしょう。まとめてみると、こんなところでしょうか。当レポートでこれまで解説してきたところを整理すると、こんな場況ということになります。
テクニカル上の注目点としては、安全パイのダウ公共株指数が史上最高値を更新中であるということ以外では、やはり半導体SOX指数のすべての移動平均線が、上から順番に、25日線、50日線、200日線という、「順のパターン」に好転した唯一の指数であるという点でしょう。つまり、ブルトレンドが始まっているということです。

(ポジション)
【梁山泊】(個別銘柄主体ですが、下げ相場や、急騰場面、あるいはヘッジなどで1357・1570を併用。キャッシュ化などポジション管理有り。)
本日は172円という過去最大の配当落ち。これを埋めて上昇できるかどうかが、今年年間を通じて相場が上がるか下がるかの一つのサインにはなるので注目。

※梁山泊バスケット
新たに今週から、検証実験用の「梁山泊バスケット」第二弾をスタートしています。現状7銘柄リストアップ。タイミングが良かったということでしょうか、すべてプラスで好調に推移中。

【巌流島】(日経平均の指数プレイ。1357・1570だけで恒常的にフルポジション)
現在、1570買い持ちでフルポジション。

(個別銘柄)
昨日は、【梁山泊】モデルでは、朝からALBERT(3906)を買い入れ、キャッシュ比率が1割に縮小しています。
今日のポイントは、やはり配当落ちの後、落ち分を埋めて上昇を印象づけるような銘柄が何かを、見定めたらよいでしょう。つまり、寄付しばらくは見送り、その後上がってくる銘柄をウォッチして、スクリーニングしましょう。

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増田経済研究所
増田経済研究所が、今週の東京株式市場の動向を展望します。米国を中心とした国際情勢を踏まえ、誰が今、何を考え、我々個人投資家はいかに対応すべきなのか、分かりやすく解説します。
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