【一粒萬倍/株の宝典】ダウ輸送株指数、11日続落。

2019/03/11

【一粒萬倍/株の宝典】
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(ポジション)
以下、【赤備え・モデル】の2つのポジション。

【梁山泊】(個別銘柄主体ですが、下げ相場や、急騰場面、あるいはヘッジなどで1357・1570を併用。キャッシュ化などポジション管理有り。)
戦略方針は、「フルポジション」維持。

【巌流島】(日経平均の指数プレイ。1357・1570だけで恒常的にフルポジション)
現在、1570買い持ちでフルポジション。

(ポイント)
ダウ輸送株指数、11日続落。
かなり記録的なダウ輸送株指数の続落です。11日続落で4.5%下落。正確なことはわかりませんが、通常8日続落が普通で、10-12日続落というと、大変珍しいです。
一応、週末、1 下ヒゲを引いた。2 75日線でピッタリ安値をつけた。3 続落以来初めて陽線を立てた。・・・これら三つの要件がそろっているので、いったん底入れした可能性はあります。
ボリンジャーバンドも右肩上がりのバンドの下限、-2σ(シグマ)に到達しています。
止まるなら、ここが限界です。ここを割っていくということになりますと、非常に本格的な下落相場に陥ることになるでしょう。今週は反発を期待したいと思います。

週末下げたきっかけとされたのは、2月の雇用統計発表でした。失業率低下、賃金上昇で記録的な強さですが、雇用者数が大きく伸びが後退しました。
が、そもそも雇用市況はずっと完全雇用状態ですから、雇用者数がそうそう伸びるわけもないのです。(そんなに伸び続けるほうが、統計的におかしいということになります)
いずれにしろ、市場はこの統計を見て、売りから入ったものの、下げ幅縮小して週末の取引を終えました。

もともと3月8日以降の株安というものは、アメリカ発信ではなく、むしろ欧州が震源地です。今週はECB(欧州中銀)が年内利上げを断念したということがはっきりしました。ここから下げ加速となっています。ユーロが対ドルで急落したためです。さらに英国のEU離脱を巡る英国内での調整がうまくいっていないということが大きいのでしょう。12日には再び英国議会で採決となりますが、ポンドが対ドルで急落しています。
前者はドイツを中心に欧州経済の減速が思った以上に大きいということを嫌気した売り。後者は、ロンドンに集中するデリバティブ取引の残高の帰趨を巡って不安心理が増大。
個人的には英国は、離脱期限の延期をするのが合理的でしょうから、そうなると思っていますが、そもそも英国においてEU離脱の国民投票でまさかの離脱決定となったわけですから、政治のことだけに、なにが土壇場で物事が履き違えられてしまうかわかったものではありません。
こういった諸問題が、下落相場の中で加速要因として効いたのであろうと推察します。
また、ちょうど来週末には、今度は米国市場で日本のSQにあたるウィッチングデーが到来します。それもあって、米国では早め、今週中にポジションの調整が加速したのではないか、とそう思います。

そもそもですが、今週はイレギュラーにも米雇用統計と日本のメジャーSQが同日であったという特殊なカレンダーでしたが、この一週間は、月間では一番下がりやすいタイミングであったはずで、驚くにはあたりませんでした。週初に高値を取って始まった日本株市場ですが、あれがそもそも異様でした。わたしなどは、今週はアノマリーが利かず、「アノマリー破り」になってしまうのかとさえ思ったくらいです。
が、結局2月の今頃とまったく同じパターンで、水曜日あたりで頭打ち感が強まり、木曜日、金曜日とつるべ落としで下落しました。
アノマリー通り下げた相場です。ここは下方前から戻すというのが順当なところでしょう。

(個別銘柄)
先週はDDS、TOKTOBSE、旭ダイヤを、週足ベースの梁山泊ルールに基づき処分。2割キャッシュ確保。これでどうにでも動けます。
ちなみに、現時点ではこのルールに抵触しそうなのがダイワボウ、鎌倉新書、サン電子の3つです。これも処分を強いられるようになりますと、全体の56%がキャッシュになります。
それはいいとして、この流れが現実のものになってくるようですと、恐らく物色が変わってくるということが示唆されているのかもしれません。
今週は、その見極めでよく個別銘柄の、(とくにここで上がってくるものはなにか)明暗をチェックしましょう。
軍事関連が上がっていますが、これは、あくまで一過性・思惑によるものでしょう。全体相場が冴えないので物色が集まっているのでしょう。北朝鮮がミサイルを撃とうがしまいが、アメリカのスタンスには変更はないでしょうし、景気にも影響はほぼゼロです。

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増田経済研究所
増田経済研究所が、今週の東京株式市場の動向を展望します。米国を中心とした国際情勢を踏まえ、誰が今、何を考え、我々個人投資家はいかに対応すべきなのか、分かりやすく解説します。
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