ルール指導の実例

2019/01/23

先日開催したライブセミナー&ワークショップは、大好評で終了しました。FXセミナーでは、参加者から直接提出のあった売買ルールを添削・指導しましたので、どんな指導を行ったのかを紹介しましょう。

 

1.1時間足でのトレードは無理

ある参加者は、1時間足でデイトレードを行っていると言いました。この時点で、「1時間足のデイトレードは不可能です。日足でのトレードに変更してください。」と指導しました。

 

トレードというのは、全てのローソク足をチェックして、その中でエントリーサインが点灯すれば、全てのチャンスにおいてエントリーしなければなりません。なぜならルールは確率で成り立っているからです。

 

1時間足で全ての足をチェックして、全てのエントリーサインに対応しようとすると、1日24回終値をチェックしなければなりません。これは人間には無理です。1時間足でトレードしたければ、プログラム売買でPCにやらせるしかありません。

 

2.バックテストでは利益なのに、リアルのトレードでは損失

この参加者のルールは非常に細かく設定されており、まず過去検証のミスを疑いました。次に、具体的なバックテストの期間を聞くと、極端にトレンドが強かった期間だったことが判明しました。

 

この方のルールは、トレンドの強い期間で機能する順張りルールでしたので、バックテストの期間として、長期にトレンドが出ていない期間のテストを行ってなかったことが原因でした。日足のルールであれば、20年くらいの期間でバックテストしたいものです。

 

もう一点、ルールは欠点や弱点が分かってから、初めて実践への導入が可能です。欠点や弱点の分からないルールなど、危なくて実践への導入はできませんので、必ず欠点や弱点を明らかにしてください。欠点・弱点のないルールなど存在しません。

 

3.上位足の環境認識を追加

日足で売買する投資家の多くの共通した欠点として、より長い上位足を使った環境認識を設定していないというものがあります。不思議なことに、デイトレードを行う投資家は、上位足の環境認識を行う人が多く、デイトレードの世界ではこれは浸透しているようです。

 

日足でも同じであり、より上位の足である週足や月足の環境認識を追加するだけで、勝率や利益幅が大きく改善し、利益に近づきます。必ず行って欲しいルールの改善点です。

 

以上、実際に先日のFXセミナーにおいて、会場から提出があったルール指導の実例です。あなたのルールにも同じことが言えますので、参考にしてルールを改善し、利益に近づけてください。こんな風に、トレードやルールの指導とは、具体的であり、それだけ確実に利益に近づいていくのです。

 

残念ながら個人投資家には、トレードのコーチや先生はいませんので、自分一人でルールを改善していかなくてはいけません。その前提となる投資理論やトレードスキルを学びたい人は、私が書いた書籍「誰も教えてくれなかった 結果を出す株式投資理論」を読んで、手に入れてください。他の書籍にはない実践トレードを学ぶことができます。

 

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