投資の全ての課題は解決できる
先週4日(日)に開催した大阪のセミナーでは、9月の東京セミナーに続いて、参加者全員の現時点での最大の課題を聞き、それを解決する手立てを、全員で検討しました。ホワイトボードに全ての参加者の課題を書き、解決の手立てが見つかったものから消していき、最後には全ての課題が、ホワイトボードから消えました。
このようにして、投資家は常に自分の課題を挙げて、それを解決しながら成長とルールの向上を続け、いつか利益を上げる投資家になっていきます。
このような考えに立つとき私は、「投資はカンタンだ」と言います。課題を挙げて解決する。それを繰り返す。カンタンですね。
「カラクリはカンタンでも、実行するのが難しい」という声が聞こえてきそうです。その通りですが、それでも解決の糸口はあり、誰でも利益を上げられる可能性はあるのです。
大阪セミナーのある参加者の課題は、「損切りポイントが分からない」というものでした。この課題を見て、私はその人に、「どんな投資をしたいのか、戦略やルールは決まっていますか?」と質問しました。その人の答えは、「決まっていない」というものでした。
戦略やルールが決まらなければ、損切りポイントが分からないのも当然です。損切りポイントとは、全ての売買に共通のポイントではなく、戦略やルールによって場所が分かるものなのです。そのことも含めて、この人は知識不足であり、それゆえ戦略やルールが決まっておらず、結果として損切りポイントが分からなかったのです。
このままの状態では、ずっと損切りポイントが分からないまま負け続けてしまいますので、知識を習得し、戦略やルールを決めるようにアドバイスしました。
こんな風に、投資の課題は、丁寧に解きほぐしていけば、必ず解決策や解決の手立てが見つかります。そしてこれを続けていくことこそが投資であり、利益を上げるということです。
投資を難しく考えすぎず、自分の課題を残らず挙げて、それを解決していくようにしましょう。分からない時には、本を読んで、知識を増やしましょう。それこそが投資の毎日なのです。
自分の課題や、その解決の手立てが分からないという人は、まだまだ知識不足です。課題を解決するために、私が書いた株式投資本「誰も教えてくれなかった 結果を出す株式投資理論」を読んで、株式投資の知識を広げてください。この本には、株式投資で必要な最低限の知識と理論を網羅しました。

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