100億円の資産を作りたいと言った生徒
以前に投資スクールに参加した人で、「100億円の資産を作りたい」といった若い投資家がいました。先日のセミナーでは、「月利10%の利益を上げたい」という参加者がいました。視点は違いますが、どちらも途方もなく大きい目標であることに変わりはありません。
私は投資において、目標を持つ事を否定しません。その目標に向かって、モチベーションと行動が続くのであれば、目標を持つ事は素晴らしいと思います。しかし人は往々にして、いつまでも埋まらないギャップによりモチベーションを失うことがあり、大きすぎる目標だけを持つ事は危険です。
目標達成の方法としてよく言われるのは、遠くの大きい目標達成のために、近くの小さな目標達成を積み重ね、最終的に大きい目標を達成するというものです。100億円の資産を手に入れるためには、まず500万円、1000万円、1億円という風に、段階的な目標を達成するための行動を続けます。
月利10%も同じで、まずは1年で利益を上げることを達成し、次に12カ月のうちで6か月以上の利益を達成し、利益月を多くしていく。その後に、やっとパフォーマンスの大小に関してアプローチする。こんな風に段階的に緻密にアプローチしなければ、大きな目標や途方もない目標を達成することはできません。
そしてもう1つ忘れてならないのは、絶対に諦めずに続けるという強い気持ちです。大きな目標は、それだけ達成するのが難しく、多くの人は失敗します。しかしその目標は自分で立てたのですから、自分の責任において諦めずに、行動を続けなければいけません。この点をはき違えることなく、目標を立て、挑んで欲しいと思います。
目標の達成は失敗と裏腹です。その最も偉大な例は、発明家のエジソンでしょう。エジソンは電球が光るまでに、2万回の失敗を繰り返したといいます。大きな成果を得るということは、こういうことなのです。
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この記事を書いている人

投資家を育てる専門家。これまで累計3万人に本物の投資を教育してきた。
セミナー講師として登壇した回数は過去200回以上。参加者は「とてもわかりやすい」「今まで誰も教えてくれなかった理論を教えてくれる」「甘い自分を律してくれる」とセミナーは毎回好評を評している。

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