勝ち続けることは負け続けること
私は個人投資家に対して、本を読むことを推奨しています。本を読むことは、投資の力をつける上で、最も大きな学習方法です。私も毎年、数十冊の本を読みます。先日もアマゾンで4冊の本を買い、暇を見つけて読んでいます。
ほとんどの投資本には、「勝ち方」がたくさん解説しています。こんな環境で、こんなタイミングで買えば大きく勝てる。その売買を重ねることで、利益を大きくする。こんな風に、勝つ事ばかりに集中して、本は書かれています。しかし実際に売買を開始すると、トレードと言うのは、負けてばかり、損失が圧倒的に多いことに気づきます。
例えば、勝率50%のトレードルールやスタイルであれば、売買の半分は負けます。これが長期保有スタイルの、勝率が低い、例えば勝率40%のトレードルールであれば、売買の半分以上は負けです。つまり実際に投資/トレードで勝ち続けるということは、負け続けることでもあります。
しかし上記に書いたように、投資の本やウェブサイトの情報では、勝ち方ばかりが並び、負け方や損失の耐え方は書いていません。ここも投資家のメンタルやモチベーションが続かない、一つの大きな原因です。
投資で勝ち続けることは、負け続けることでもあります。それを甘く考えていれば、一年も経たないうちに、あなたはモチベーションを失い、市場から立ち去ることになります。本を読んだり、ウェブサイトを見たりして、情報収集をするのは大切ですが、表面では分からない投資の真実があることを知ってください。それを知らなければ、本当の勝ち組には到底なれません。
本コラムの執筆者である松下誠が、その15年以上の株式投資の経験と、その間学んだ理論や知識を、一冊の電子書籍に集約しました。何も知らない個人投資家が、どんな知識や理論を知れば利益を上げることができるのか?この書籍には、他のどこでも知ることのできない、誰も語っていない、そんな株式投資の秘密を学ぶことができます。松下誠の最新書籍「誰も教えてくれなかった 結果を出す株式投資理論」はこちらから手に入れてください。
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この記事を書いている人

投資家を育てる専門家。これまで累計3万人に本物の投資を教育してきた。
セミナー講師として登壇した回数は過去200回以上。参加者は「とてもわかりやすい」「今まで誰も教えてくれなかった理論を教えてくれる」「甘い自分を律してくれる」とセミナーは毎回好評を評している。

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