もし1つだけ個人投資家にアドバイスするとしたら?
私は2004年12月に初めて人前で、投資について教え始め、それからすぐに証券会社のセミナーに招かれるようになりました。その後、各種のメディアの取材も受けるようになり、雑誌に掲載され、本を6冊執筆しました。取材やセミナーのテーマの中で、よく聞かれたことの1つに、もし1つだけ個人投資家にアドバイスするとしたら?というものがあります。
もし1つだけ個人投資家にアドバイスするとしたら?その質問に対する私の答えは、「あなたにとって適切な売買サイズを知り、売買サイズを小さくしてください。」というものです。損切りでもなく、メンタルのコントロールでもなく、売買ルールでもなく、「適切な売買サイズを知り、売買サイズを小さくする。」これが最も大切なのです。
なぜなら、売買サイズを小さくすることで、資金管理が始まります。売買サイズを小さくすることで、メンタルコントロールが可能になります。損切りは多くの人が教えてくれますが、売買サイズは、誰も教えてくれません。(※松下誠は教えます)売買サイズは、何も知らない段階では、適切なサイズの5~10倍大きくなっており、そのままではほぼ100%破綻します。
私は初めて取材を受けた時から、初めてセミナーで個人投資家へのアドバイスを求められた時から、「適切な売買サイズ」こそが、個人投資家へのアドバイスだと答えてきました。売買サイズを適切に作った上で、損切りを設定し、利食いを設定し、資金管理を行います。売買サイズをコントロールすることで、メンタルがコントロールできます。売買ルールの中で、最も大切な要素は、資金管理ルールであり、資金管理ルールの中で、最も大切な要素は、売買サイズなのです。
さてここで、あらゆる投資関連の書籍やウェブサイト、セミナーや講演を見渡してみて、どこか1か所でも適切な売買サイズについて教えているものはあるのでしょうか?私は常に適切な売買サイズを、セミナーや書籍、プログラムの中で教えますが、私以外のセミナー講師、アナリスト、著者の人で、適切な売買サイズについて語る人は、驚くほど少ないと思います。これはすごく不思議です。
私は今でも、売買サイズこそが最も大切で、最もコントロールが難しいと思っています。そのことがどこでも語られず、誰も語らないのです。もし1つだけ個人投資家にアドバイスするとしたら?「あなたにとって適切な売買サイズを知り、売買サイズを小さくしてください。」私はこう答えます。
本コラムの執筆者である松下誠が、その15年以上の株式投資の経験と、その間学んだ理論や知識を、一冊の電子書籍に集約しました。何も知らない個人投資家が、どんな知識や理論を知れば利益を上げることができるのか?この書籍には、他のどこでも知ることのできない、誰も語っていない、そんな株式投資の秘密を学ぶことができます。松下誠の最新書籍「誰も教えてくれなかった 結果を出す株式投資理論」はこちらから手に入れてください。
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この記事を書いている人

投資家を育てる専門家。これまで累計3万人に本物の投資を教育してきた。
セミナー講師として登壇した回数は過去200回以上。参加者は「とてもわかりやすい」「今まで誰も教えてくれなかった理論を教えてくれる」「甘い自分を律してくれる」とセミナーは毎回好評を評している。

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