株式投資の利益はいつ実現するのか?

2018/04/27

多くの投資家は、今すぐに利益を上げたいと思い、毎日売買に臨んでいます。しかし、そのほとんどの投資家は、いつもお話する通り利益を上げることができません。これは、その過程において、何かが間違っているからに他なりません。今日解説するのは、「今すぐに利益を上げたい」という潜在意識の矛盾です。

 

まだ利益を上げることができない投資家が、いくら懸命に、「今すぐに利益を上げたい」と願っても、それは無理な話です。なぜなら、何らかの時間をかけて、利益を上げる投資を身に着ける、利益を上げる投資家に成長する、という変化の時間が必要なはずです。

 

つまり、投資で利益を上げるのは、その行為の性質も手伝い、将来の先の時間です。今という時間は、将来利益を上げる時間のための、文字通りの投資です。つまり、投資家の正しい利益への意識は、「いつか、将来的に利益を上げる」というものです。今日よりも明日、明日よりも明後日に投資家として成長し、利益の可能性を高くする、そうやって徐々に利益に近づきます。そしてそれはいつしか実現されます。

 

しかし、すぐに思い通りの金額が手に入るわけでも、パフォーマンスになるわけでもありません。思い通りの利益が上がるようになることなど、実際にはなかなかありません。納得がいかず、思い通りにはならず、それでも利益を積み重ねていきます。

 

もう一つ、投資の利益の時間で、忘れてはならいない視点があります。それは、「複利の力」です。複利の力とは、増えた資金をさらに投じることで、手に入れる利益を大きくする、再投資の力のことです。複利は、その性質上、時間をかければかけるほど、将来的に利益が大きく強力になります。

 

複利の力を最大限に発揮しようと思えば、投資で得た資金を使うのではなく、さらにリスクを取って最投資することが得策です。このように考えると、投資で利益を上げるということは、先であればあるほど、その力は強大になります。

 

今から、10年後、20年後、老後を見据えて投資に臨む、その力が将来どれだけの利益を生むのかは、想像に難くないと思います。だから焦らないでください。「今すぐ利益を上げたい」と焦る投資家の多くは、その焦りが原因の1つになって、資金を失い、市場から退場してしまいます。

 

投資で利益を上げるのは、将来の先の話です。今はじっくりと時間をかけて、その土台を作り、成長する時です。投資家としての土台が完成し、利益を上げられるようになれば、その後の数十年は素晴らしい回収の時間、利益の連続の時間になります。あなたはいつ利益を上げるのか?それを今しっかり考えてみてください。

 

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この記事を書いている人

松下 誠
投資家を育てる専門家。これまで累計3万人に本物の投資を教育してきた。
セミナー講師として登壇した回数は過去200回以上。参加者は「とてもわかりやすい」「今まで誰も教えてくれなかった理論を教えてくれる」「甘い自分を律してくれる」とセミナーは毎回好評を評している。

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