「最終的に資金は増える」というイメージ
私は投資を始めて1年半の間損をし続け、そこから利益を上げるようになりました。この損失から利益への転換は、文字通り劇的なものであり、そのBefore→Afterは全くの別人であり、別世界でした。あの頃(損失の頃)、自分は一体何をしていたのだろうか?と後になって思ったものです。同じようなセリフを、私の投資スクールやトレード研究会に参加した生徒たちが言います。
つまり何かを知り学ぶことで、全く別の投資の世界が扉を開け、全くの別人になります。こうして投資の利益が始まります。投資を始めて3年目、4年目の頃は、まだまだ大きな失敗を繰り返していましたが、それでも最終的にはしっかり資金を増やしていました。
この頃私が漠然と感じていたことは、「最終的に資金は増える」というイメージでした。これは、「いつも勝つ」というイメージではありません。資金管理とルールに則って売買を続けることで、途中に資金が減るドローダウンの時間や売買はあるが、それでも資金が最終的に増える、というイメージです。
これには投資/トレード戦略の時間軸によって、かかる時間に差があり、この点に注意する必要があります。デイトレーダーであれば、かなり短期の時間でこの態勢を確保しようとしますが、長期投資家ではドローダウンが一年を超えることもあります。それは単にスタイルなのです。
資金が増えるようになっても、さらに精度を上げ、成績を上げるために、やるべきこと、課題はたくさんあります。そうして投資は続いていき、投資家は過去最高利益の更新を続けます。投資家とは、利益を上げ続けるという宿命を持ち、それを実現し続ける人です。「最終的に資金は増える」そんなイメージが自分の中に育つまで、投資を理解し、身に着けてください。
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この記事を書いている人

投資家を育てる専門家。これまで累計3万人に本物の投資を教育してきた。
セミナー講師として登壇した回数は過去200回以上。参加者は「とてもわかりやすい」「今まで誰も教えてくれなかった理論を教えてくれる」「甘い自分を律してくれる」とセミナーは毎回好評を評している。

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