日本の株式投資家は危機的状況の中に居ます。その理由がコレです。
この度、松下誠初の株式投資本「誰も教えてくれなかった結果を出す株式投資理論」(電子書籍)が発売になりました。今日は、私がどんな思いでこの本を書いたのか、この本には何が書かれ、何を手に入れることができるのか、作者裏話的な内容でお届けします。
実は、「松下誠の株式投資本が欲しい」というリクエストは、以前よりたくさんいただいていました。私としてもご要望にお応えしたく、本の構想や目次などを考え、数年にわかりいくつかの出版社に実際に打診もしてみました。しかしご存知の通りの出版不況で、また出版社が好む内容は、超絶な利益を煽る内容か、手技や手法、秘密のノウハウなどに偏っており、なかなか実現までに至りませんでした。
私が投資を始めてから16年、投資を教えるようになって13年、投資で利益を上げるとういうことは、超絶で特殊なことではなく、秘密や特別な手技や手法があるわけでもなく、「当たり前のことを学び、当たり前のことを実行する」、これが第一だと確信を深めてきました。その当たり前のことを伝える書籍はほとんどなく、(実際に私はこれまで1冊も読んだことがありません)いつか株式投資に本当に必要な、当たり前のことを伝える本を書きたいと思ってきました。
今回、私が投資助言者を務める、アイフィス・インベストメント・マネジメント(株)から、株式投資本の執筆依頼を受け、内容を提案し、議論を重ね、出版の運びに至りました。このような思いから、この本には、「株式投資に本当に必要な当たり前のこと」をできるだけ多く書きました。そんな当たり前のことを、あなたはほとんど知らないと思います。これは危機的なことです。それほど、日本の株式投資家は危機的な状況にいるということです。
この本の内容は、株式投資で一生利益を上げたいと思う個人投資家には、全員に必要です。いつもセミナーやレポートなどで、「全ての参加者/読者に利益を上げて欲しい!」と伝えており、今回の本にも「はじめに」の中で、その思いを伝えています。あなたの株式投資の利益は、この本からスタートする、そんな本になると思います。そしてそんな本と出会った人にとっては、この本の価値は、これから株式投資で上げる全ての利益、これから株式投資で防ぐことのできる全ての損失、その合計金額の価値になることでしょう。
読者の中から、数億円、数十億円の利益を上げる人が現れ、この本の価値を、それだけのものに位置付けていただけることもあると思います。私にとって、この本に書いた内容は全て、自分が利益を上げるために学んできたものです。いわば先人や市場から受け取ったものを、後進の人へ伝えるパスであり、バトンです。たった150ページ強の本ですが、それだけの思いを込めて書き、お届けしたものです。ぜひ読んでください。そして読むだけでなく利益を上げてください。

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