何を信じてトレードしますか?

2016/08/16

先日、個別銘柄のチャートをチェックしていて、見事な保ち合い上放れからの、アップトレンド形成銘柄を見つけました。その銘柄とは、6857:アドバンテスト。実はこの銘柄、毎週土曜日に行っているスクリーニングの中で、2月から3月にかけて、その保ち合いを確認し、注目を続けていた銘柄でした。それが5月末に上放れを完成、一旦7月上旬にかけて上放れをダマしに見せる下落調整を形成しましたが、7/6安値は、前回4/5安値を切り上げてアップトレンドを継続、本命の上昇は次の7月末から8月初旬に現れて、一気に上昇です。見事なパターン通りの、保ち合い上放れからのアップトレンド形成でした。

 

私と同じ時期に、保ち合いの形成に注目した人は、5月中旬から下旬、もしくは7月下旬に買いを入れることによって、このチャンスをモノにしたかもしれません。これは、1つのトレードアイディアであり、実現すれば、1つの成功トレードです。利益を上げる人にとっては、何百回と巡ってくる利益トレードの1つに過ぎません。

 

ここで問題は、あなたは何を信じてトレードを行うか?ということです。いかがでしょうか?あなたの答えを、手元の投資日記や投資ノートに書いてみてください。上記に解説したアドバンテストの保ち合い上放れのトレードは、チャートパターンを信じている人や、場合によっては企業の業績やファンダメンタルズを信じている人が行うトレードです。他には、自分が行った過去検証を信じる。自分が作ったトレードルールを信じる。など、何かを信じているからこそ、それに沿った行動ができ、そこには一貫性があり、それが市場の理に適っていたら、利益を上げることができるでしょう。

 

しかし、あなたは何も信じることができないかもしれません。もしそうだとすれば、一貫した行動は取れませんし、ましてや利益を上げられるかどうかは、運に任せるしかありません。投資で利益を上げていくためには、何かを信じて行動を続ける必要があります。この場合の何か?とは、誰か他人が用意してくれた要素ではなく、あなた自身が自分で見つけ出し、実践したモノです。

 

「信じる」という言葉の「信」という文字の意味を先日調べてみました。信には、うそがないこと、真実、まこと、という意味があります。信の字は、言と人によって成り立っており、「言ったことを守り通す人」のような意味があり、そのような人であれば、うそがない、まことであるという意味になり、現在の「信じる」というように使われるようになったようです。つまり、あなたが何かを信じるためには、あなたが何かを言ってそれを守り通した時に、信じることができ、勝てるようになります。これは、他人を信じることではなく、自分の言葉を実行し、自分を信じることです。その意味を理解し、あなた自身の言葉を守り、行動を続けてください。その時こそ、自分を信じることができ、あなたは自信を持つことができます。

 

私は10年以上投資を教えてきましたが、私が教えてきたのは、知識や理論もさることながら、「どう行動するか?」なのです。行動することでしか何かを信じることはできず、私の15年の投資の経験は、全て行動の連続だったからです。あなたは勝つために何を信じて行動しますか?それは、あなたの行動から作られます。今日もあなたの「信」につながる行動を行ってください。

 

まこと投資スクール株式会社
松下 誠★相場の見立て   まこと投資スクール株式会社
投資家が儲けるために必要な哲学・理論・技術を解説します。実際に、市場で利益を上げ、大勢の個人投資家を導いてきた松下誠ならではの相場分析。この見立てを参考に、自分の投資スタイルを作り上げましょう。
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