結局、最後には8割の人が負けていく理由

2016/05/07

投資の世界では、「8割の投資家が負けている」と、よく言われます。上がるか、下がるか、利益か、損失かの、二者択一の選択肢しか存在しないのに、なぜこんなにも極端に負ける人が多いのか。その理由の1つが、今日のテーマである「不安」です。この「不安」こそが、どうしても心のどこかに引っかかり、拭えないので、行動が破たんしてしまうのです。コラムを読んで、「不安」を拭い去り、勝つ投資家になってください。

 

【コラム】「不安」

投資は不安との戦いだ。初めて投資を行う投資家は、希望に満ち溢れている。どんな利益が上がるのか、どれくらい儲かるのかと期待に胸を膨らませている。うまい具合に、最初から利益を上げる投資家もいる。いわゆるビギナーズラックだ。しかし、いつか必ず損をする。それも、大きい損失を被るのだ。

 

一旦ボタンのかけ違いが起こり、大きい損失を経験した投資家は、不安にとらわれるようになる。目の前の利益は減っていくのではないか、損失が拡大するのではないかと、全てをマイナスに考えるようになる。

 

不安にとらわれた時の投資家の行動は無残なものだ。損失からは目を背け、何とか耐えしのぎ、損失を回復させようとする。しかし、一旦損失が拡大したものを耐え続けることは、理に適わない。なぜなら損失が拡大したということは、自分のエントリーと反対方向の大きいエネルギーが、市場を動かしていることの証明に他ならないからだ。例え、何度か運よく価格が戻り、損失を回復できたとしても、いずれ致命的な損失を被る。なぜなら、致命的な損失に出会うまで、「我慢していれば、価格が戻ってきて、損失が回復する」という意識が定着してしまい、損失を先送りする行動を続けるからだ。

 

同じように、利益に対する対処も無残なものになる。利益が少しでも減ると、その利益を逃したくない一心で早々に利食いを行うようになる。しかし、投資において本当に強い値動きとは、長く大きく続くものであり、小さな振れで利食っていては、本当に大きい利益を手にすることはできない。

 

損失を拡大し、利益を小さくする。これが、投資家が抱く不安が招く行動であり、不安を抱えたままの投資家は、いつか市場から撤退していく。投資家は、自らの不安を何らかの根拠や自信で振り払う必要がある。投資における不安に向き合い、それを克服できた時こそ、本当の利益への道が始まる。

まこと投資スクール株式会社
松下 誠★相場の見立て   まこと投資スクール株式会社
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