投資家の誰もが一度は思うこと。この落とし穴にはまり、多くの投資家が失敗します。

2021/08/21

投資家なら誰もが一度は思うこと、今日はそんな話をしてみたいと思います。それは投資の目標のお話です。

 

投資を始めてある程度の資金を市場に入れていると、初心者でも一日に資金が2~3%増えたりすることがあります。ある月には、10%やそれ以上の資金の増加を経験したりもします。

 

こんな経験をしていると、1日に2~3%動くのなら、1か月に10%は、堅く利益を上げられるんじゃないか。1か月に10%くらい利益を上げられるなら、1年で100%は堅いんじゃないか、こんな風に考え、毎日市場をしっかり観察して、「1か月に10%の利益を目標にしよう」という目標を立てます。バラ色の未来が開けた気がします。

 

実際に私も、利益を上げ始めてすぐの頃に、この目標を立てました。メルマガでも宣言したかもしれません。(笑)しかし何か月経っても、1年が過ぎても一向に資金は増えません。増えていないどころか、どんどん減っていきます。こんな経験、大抵の投資家はしています。

 

この投資家あるあるは、ボラティリティの概念の欠如、および資金管理や複利の考えの甘さに起因します。まず株式市場では、1日に2~3%価格が変動することはあります。これは市場のボラティリティなのです。このボラティリティは、上昇にだけ働くわけではなく、下落にも同じように働きます。時には、ブルとベアの関係で、下落の方が大きくなることさえあります。

 

しかし初心者の投資家は、市場の変動の自分にプラスの側面だけを見て、マイナス面を全く考慮せず、それがひたすら続く前提で目標を作ります。しかもこのボラティリティを享受するには、全資金を市場に投入していなければならず、これは既にリスクが大きくなっています。

 

信用取引や証拠金取引になれば、さらにこのリスクは拡大します。こうしてボラティリティや値動きのマイナス面を考慮しない上に、資金が減った段階ではマイナスの複利が働き、資金回復はさらに困難になります。

 

こうして、「毎月10%の利益」は、絵に描いた餅どころか、幻のかなたに消えて、後に残ったのは無残に減った資金です。

 

大きい目標を持つことは大賛成です。大きい目標を持った時には、その目標を見て、次に自分の現在位置を確認し、その目標と自分の差、ギャップを真正面から捉え、何を行っていけばその差を埋めていけるのか、具体的な材料や作業を確認するようにしましょう。そして日々、その作業の進捗や結果を確認し、次の作業や目標を定めて実行していきましょう。大きい目標だからこそ、達成は困難であり、一筋縄ではいきません。

 

その目標を達成するために、今何が必要かと考え、着実に実行し、いつか必ずその目標を成し遂げてください。

 

目標を達成するために、まずは株式市場や株式投資を学ぶ必要があります。その必要性に気づいた人は、私が書いた書籍「誰も教えてくれなかった 結果を出す株式投資理論」で学び始めてください。それが目標達成の最初の一歩です。

 

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