トヨタ<7203>とアドバンテスト<6857>の決算発表に注目。値動きが正反対に分かれた理由は?

2020/08/18

7月下旬から8月中旬にかけて、4-6月の第1四半期決算発表が一巡しましたので、その中から市場の反応が顕著で、対象的な2つの銘柄を確認してみましょう。

 

トヨタ<7203>は8/6の場中に決算発表、非開示だった通期の業績予想も発表されました。この発表を受けて、出来高の拡大を伴って株価が続伸、市場はこの発表内容を好感したことが確認できます。その後、8/11にはコロナショックの暴落後の高値6/8 7,174円も切り上げ、市場参加者の買い判断が鮮明に表れています。

 

トヨタ<7203> 日足チャート

チャート出所:「株の達人」

 

月足を確認すると、3月安値は2016年6月安値以来の長期約4年サイクルを修了する可能性があり、この決算発表を契機にした上昇は、新4年サイクルスタートの可能性を一段と強くしています。

 

トヨタ<7203> 月足チャート

チャート出所:「株の達人」

 

アドバンテスト<6857>は7/30の大引け後に決算発表、トヨタ<7203>と同様に、非開示だった通期予想を発表しています。この発表を受けて、7/31は値幅制限いっぱいのストップ安、市場の評価は売りでした。

 

アドバンテスト<6857> 日足チャート

チャート出所:「株の達人」

 

月足を確認すると、2011年1月安値671.0円から直近7/10高値7,030円まで、9年半をかけて約10倍に上昇しており、このタイミングでの決算発表によるストップ安の下落は、目先の下落調整に注意する必要がある値動きです。

 

アドバンテスト<6857> 月足チャート

チャート出所:「株の達人」

 

株式投資において、決算発表は定期的に巡ってくる重要な市場判断を占う材料ですので、その内容もさることながら、その後の値動きで市場の評価を確認し、その中で、自分がどのような戦略で、どのようなリスクを取るかを判断する必要があります。上記の2銘柄は、今回決算に対する市場の評価は、今のところ正反対と言えます。

 

決算発表とそれに対する市場の反応を、どんな風に自分の投資に有利に役立てればいいのか知りたい人は、私が書いた書籍「誰も教えてくれなかった 結果を出す株式投資理論」を読んで、値動きの分析方法を学んでください。値動きには一定のパターンがあり、それが読めるようになると、株式投資は格段に楽になります。

 

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