株式投資では、全ての売買で利益を上げることはできません。その結果は、この5つに分かれます。その中からこうして利益を上げます。
株式投資で利益を上げている投資家が、全ての売買で会心の利益を上げているかというと、決してそうではありません。利益を上げられない投資家は、この点を誤解しています。売買の結果は、大きく次の5つに分類できます。
1.狙い通りの会心の利益 2.中途半端な利益 3.±0での撤退 4.中途半端な損失 5.予定通りの損切り
利益を上げている投資家であっても、その売買の大半は2~5の結果に終わります。おそらく9割近くが、ここに入るのではないでしょうか。そしてごくわずかな売買が、時折1の結果を生みます。これがチャンスです。
この会心の利益を生むチャンス、機会をただひたすら待ちます。もしそのチャンスや機会がいつまでも巡ってこなかったらどうするかというと、さらに待ちます。投資とは、ただ待つことです。
あなたがこれから行う売買のほとんどは、狙い通りには行きません。しかしそれで当たり前です。全ての売買が、狙った通り会心の利益を生むことなどありません。地道に損切りや±0、小さな利益を繰り返し、時折きっちり狙い通りの利益を上げます。
そんな地味な行動と結果の繰り返しが、実は大きな差になります。それが市場に存在する1~2割の勝ち組の投資家が実践していることです。その姿をはき違えて、誤った目標を追いかけないでください。目標を誤っていれば、あなたがゴールに着くことはありません。利益を上げる売買とは、意外と地味なものです。
地味な結果をコツコツと積み上げ、最終的に大きな違いを手に入れたい人は、私が書いた書籍「誰も教えてくれなかった 結果を出す株式投資理論」を読んで、株式投資の本質を学んでください。本物を知らなければ、勝つことなどできません。

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