安い株を買うことが逆張りではない

2019/04/08

株式投資家と話をしていると、時々大きな誤解があることに気づきます。それは、「私は逆張りをしています。だから株価が下がり、安値にある株を買います。」という人が結構いるのです。

 

一見すると理に適っているようにも見えますが、ここには根本的な問題が隠れています。それは、安い株を買うのが逆張りではなく、安い値位置から今後上昇する株を買うのが、逆張りの真の意味であるということです。

 

多くの投資家は、「安い株価」ばかりに目を奪われており、「今後上がる」という視点や選別眼を無視しています。それは真の意味での逆張りではなく、ただの「安物買い」です。

 

株を買うのは、これから上がると思うからであり、それは今安いというのとは意味が違います。この「これから上がる」という評価を、ある種のファンダメンタルデータを使って行っている投資家を、バリュー株投資と呼びます。

 

この投資家たちは、現在の株価の評価が将来的な価値から考えて割安と分析し、将来的な価格の上昇を期待して買います。ただ安いと評価するのとは、根本的な意味が違います。

 

逆張りや順張りという言葉は、その言葉自体が独り歩きし、様々に解釈されています。その中には、上記で説明したように、本質的に大切な部分が抜け落ちており、それゆえいつまで経っても望む利益に近づいていないという問題があります。

 

ただ安い株を買うことが逆張りではありません。将来的に上昇する可能性のある株が、下落して安値にある株を買うのが逆張りです。もしあなたが、自分は逆張りの投資家だと思うのであれば、「将来上がる」という評価や分析の精度を向上させてください。それが本当の逆張りの投資家です。

 

各種の投資理論派、正しく理解し正しく実践すれば利益が上がるようになっています。投資理論を正しく学び実践したい人は、私が書いた書籍「誰も教えてくれなかった 結果を出す株式投資理論」を読んで、理解を始めてください。それが利益への道の第一歩です。

 

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