日経平均株価急落の中でも上昇するヤマトHD<9064>や日立<6501>の値動きの特徴とは

2021/07/20

7月7日から9日にかけて日経平均株価は急落。特に7月9日に前回6月21日安値27,795円を切り下げたことで地合いが悪化しています。この市場の急落の中にあり、一部の個別銘柄は堅調に年初来高値を切り上げる上昇を続けています。この銘柄の中から、ヤマトHD<9064>と日立<6501>を例に挙げ、強いトレンドを買う有効性について考えます。

 

日経平均株価 日足チャート

 

ヤマトHD<9064> 日足チャート

 

日立<6501> 日足チャート

チャート出所:「株の達人」

 

価格変動の強気アップトレンドは、単純に高値の切り上げで確認できます。弱気ダウントレンドは、安値の切り下げで確認できます。日経平均株価は6月下旬から日足安値が切り下がる傾向を見せ、7月9日に6月21日安値を切り下げたことで一段の弱気アップトレンドの確認となりました。

 

一方でヤマトHD<9064>や日立<6501>は6月下旬から日足高値切り上げを続けて強気アップトレンドを形成している様子が分かります。

 

次に移動平均線の状態からトレンドを確認します。移動平均線はトレンドの発生や継続をしることに適したトレンド系のテクニカル指標です。その見方の一つが、「短期移動平均線>長期移動平均線の場合はアップトレンド」というものです。「短期移動平均線<長期移動平均線の場合はダウントレンド」です。

 

この視点で上記の三銘柄を見ると、日経平均株価は短期移動平均線が中長期移動平均線の下に位置したダウントレンド、ヤマトHD<9064>と日立<6501>は短期移動平均線が中長期移動平均線の上に位置したアップトレンドだと分かります。

 

このようにトレンドが弱くダウントレンドを形成した銘柄は下落しやすく、トレンドが強くアップトレンドを形成した銘柄は上昇しやすいというのが、トレンドの性質であり、これを利用するのが順張り(トレンドフォロー)です。高値を切り上げるアップトレンドを形成している銘柄を買っていくことは、株式トレードの一つの大きな優位性です。

 

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この記事を書いている人

松下 誠
投資家を育てる専門家。これまで累計3万人に本物の投資を教育してきた。
セミナー講師として登壇した回数は過去200回以上。参加者は「とてもわかりやすい」「今まで誰も教えてくれなかった理論を教えてくれる」「甘い自分を律してくれる」とセミナーは毎回好評を評している。

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