ENEOS<5020>、三菱UFJ<8306>は長期上昇開始で、長期保有の買いチャンスになるのか?
日経平均株価が30年ぶりの高値を切り上げる中で、一部の個別銘柄が長い底値圏から上昇を開始しており、長期上昇につながるか注目です。その中から、ENEOS<5020>と三菱UFJ<8306>に注目し解説します。
ENEOS<5020>は2020年3月19日に安値390.1円をつけた後長期に底練りの保ち合いを形成、2021年に入り値幅収縮の保ち合いから出来高の急増を伴い上放れ、上昇を開始しました。月足を確認すると、2020年3月安値は8年以上の長期サイクルの転換点の可能性があり、今後長期上昇につながるのかが注目です。
ENEOS<5020> 日足チャート
チャート出所:「株の達人」
三菱UFJ<8306>は2020年3月23日に安値380.0円をつけた後10月末まで三角保ち合いを形成、11月に保ち合い上放れを開始しました。2021年に入り、前回11月高値を切り上げて上昇を鮮明にし始めています。2020年3月安値は、2011年11月安値以来の約9年サイクルの転換点のかのうせいがあり、こちらも長期上昇につながるのかどうかが注目です。いずれの銘柄も配当利回りが高く、長期上昇につながれば非常に楽しみな銘柄です。
三菱UFJ<8306> 日足チャート
チャート出所:「株の達人」
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