旭化成<3407>はわずか10か月で半値まで暴落。この暴落で資産を失わない買いと売りのポイントとは?

2019/11/25

 

旭化成<3407>は、2018年高値1765.0円から2019年8月安値901.6円まで、わずか10か月で半値までの暴落、2018年の上場来高値切り上げで利益に沸いた投資家は、一転して奈落の底に突き落とされた心境だと思います。このような暴落で資産を失わない買いと売りのポイントについて考えます。

 

旭化成<3407> 月足チャート

チャート出所:「株の達人」

 

 

上記チャートで、赤線で示したように、2000年以降この銘柄は非常にはっきりとしたサポートラインを形成し、3回の長期上昇を形成しています。テクニカル分析において、一般的にサポートラインはライン上でサポートされて上がる可能性があるというように、買いの支持線として使われます。

 

しかし私はサポートラインをそのように捉えず、一定時間あたりに一定の値幅で安値を切り上げている上昇スピードの確認として捉えます。サポートラインは形成されている間は、そのスピードで上昇が続いていることになります。

 

一方このサポートラインが破られる時、それは下落のレジスタンスラインが形成され始めており、レジスタンスラインは高値の下落スピードを表します。これらサポートラインやレジスタンスラインの形成は、その後の値動き予想ではなく、現状の値動きの事実確認として捉えます。

 

サポートラインが形成され一定のスピードで上昇している環境は、買いのチャンスです。上記チャートでは、赤線の上で価格が推移している間は、買いのチャンスになります。しかし一旦赤線を割り込み、サポートラインをブレイクすれば、既に上昇が終わり、一定スピードで下落が確認できますので、ここから先の買いは危険であり、最後の売りのタイミングになります。

 

以上から、月足のサポートライン確認で長期上昇が確認できる間は買いです。この時、サポートラインブレイクを決済のポイントと考えれば、サポートラインが損切りポイントになります。そして、長期上昇の後にサポートラインをブレイクすれば、それは最後の利食いのチャンスです。ここを最終の売りポイントと考える時、暴落で半値になるような資産の減少に陥ることはありません。

 

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すべての株式投資家に送る、私からのメッセージです。

 

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この記事を書いている人

松下 誠
投資家を育てる専門家。これまで累計3万人に本物の投資を教育してきた。
セミナー講師として登壇した回数は過去200回以上。参加者は「とてもわかりやすい」「今まで誰も教えてくれなかった理論を教えてくれる」「甘い自分を律してくれる」とセミナーは毎回好評を評している。

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