JT<2914>はどこまで下落し、いつ上昇を開始するのか?

2019/08/09

 

JT<2914>は、8/8終値ベースで配当利回りが6.6%と非常に高く、2016年2月の高値4850.0円から3年半近く下落を続け、その下落幅はマイナス50%以上に及んでいます。この下落を見て、「いつか上昇を開始するのではないか?」と考える個人投資家が多く、セミナー会場でも必ず質問を受ける銘柄の1つです。この下落の背景と今後の上昇の可能性について考えてみます。

 

まずは下落の背景ですが、2011年3月期以降のデータを調べると、売上高で最高をつけたのは2013年3月期であり、EPSで最高をつけたのが2015年12月期となっており、それ以降は2018年12月期まで過去最高を更新できず、今後の業績拡大に対して投資家が期待を持てない環境が続いており、それが株価の下落につながっていると考えられます(2014年に3月から12月に決算期を変更)。

 

JT<2914>の業績推移

0808JT業績

画像出所:「株の達人」

 

次に長期の月足チャートのサイクルを確認してみると、この銘柄には長期約65か月(5年)のサイクルと、中期約33か月(2年半)のサイクルが存在することが分かります。2019年8月は、長期サイクルの67か月目、中期サイクルの33か月目に当たり、両方のサイクルは既に終了の時間帯に入っており、いつ反発上昇を開始してもおかしくない時間帯を迎えています。

 

JT<2914> 月足チャート

0808JT月足

チャート出所:「株の達人」

 

2019/7/31に2019年の第2四半期決算が発表され、売上高、経常利益、EPSともに前年同期比でマイナスとなっており、8/6安値2270.0円は6年半ぶりの安値圏に沈んでいます。しかしながら月足、週足、日足のいずれも安値切り下げでも出来高が増えなくなっており、投げ売りのエネルギーが乏しくなっていることが分かります。中長期のサイクルの終了の時間帯に入ってきていることと、売りのエネルギーが乏しくなっていることを考え合わせると、転換点が近づきつつあるのではないかと考えられます。

 

その転換点を形成するとすれば、何か悪材料が入り、再びパニック売りを誘い出来高を伴って下落し、その後に業績拡大を期待させる材料が出現すれば申し分がありません。まずは、最後の投げ売りを誘う悪材料の出現による出来高の突出に注目です。

 

このように投資家は、業績の分析とチャートの分析をする必要があります。「良い銘柄さえ知れたら株式投資で稼ぐことができる。」これは幻想なのです。必要な知識と確固たる取引ルールを持つことが重要です。しかし、やるべきことさえやれば、それだけのリターンは期待できると私は思います。

 

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この記事を書いている人

松下 誠
投資家を育てる専門家。これまで累計3万人に本物の投資を教育してきた。
セミナー講師として登壇した回数は過去200回以上。参加者は「とてもわかりやすい」「今まで誰も教えてくれなかった理論を教えてくれる」「甘い自分を律してくれる」とセミナーは毎回好評を評している。

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