TATERU<1435>問題発覚で9割暴落!これは予見できたのか?

2019/05/20

 

アパートの施工、管理を手がける東証1部上場のTATERU<1435>は、融資資料の改ざん問題などにより、2018年4月の高値2539.0円から2019年5月14日の安値180円まで、約93%の暴落を見せています。

 

この暴落のカラクリはなにか?暴落は予見できたのか?検証してみました。

 

TATERU<1435> 週足チャート

0519TATERU週足

チャート出所:「株の達人」

 

TATERU<1435>は2015年12月にマザーズ市場に上場、2017年12月期の決算では大幅な増収・増益を達成し、2015年12月の安値258.8円から2018年4月の高値2549.0円まで、株価は9倍以上に上昇しました。

 

この上昇の過程において週足で、大相場形成時に頻発するパターンである、3段階の上昇スピードの加速による上昇が見られています。

 

TATERU<1435> 週足チャート 上昇の加速

0519TATERU週足上昇ライン

チャート出所:「株の達人」

 

このパターンが市場に形成されるのは、多くの場合市場の過熱が想定され、後に急落するケースが散見されます。つまり2018年4月の高値形成時に、この銘柄を保有している投資家は、明確な利益確定準備が必要です。

 

強いアップトレンドが市場に形成された場合の、効果的な利食いルールとして、トレーリングストップによる利食いがあります。最も単純なトレーリングストップは、上昇トレンドラインを割ったことを確認しての利食いであり、このルールを採用すれば、2018年4月20日週の大陰線の出現での利食いを検討することが可能です。

 

TATERU<1435> 週足チャート 上昇トレンドライン割れ

0519TATERU週足ライン

チャート出所:「株の達人」

 

また日足を見ると、2018年7月2日に前回5月25日安値1802円切り下げを完成しており、ダウ理論において大きなダウントレンドが確定することから、7月2日にはある程度の利益確定を行いたいところです。

 

TATERU<1435> 日足チャート ダウ理論によるダウントレンド示唆

0519TATERU日足

チャート出所:「株の達人」

 

TATERU<1435>の不正が発覚したのは8月31日で、その後9月3日から3日連続でストップ安張り付きの暴落を見せ、その後も下落が止まらずに株価が下げ続けています。

 

暴落にどう対応すべきなのか?

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市場においては、天井形成から下落開始は様々なチャートパターンとして継時的に確認されますので、その中で利益確定ルールを事前に決めて利食いを行うことで、このような暴落から資産を守ることが可能になります。

 

どんなに強い上昇相場でも、いつかは天井を形成し下落に至ります。投資家は、必ず利食いルールを準備して、いつもそれに従って売買を行いたいものです。

 

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この記事を書いている人

松下 誠
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