資産管理のコツ・前編

2021/04/11

こんにちは、石田です。

さて、「資産管理のコツ」について2回に分けてお話ししようと思います。

今日は「前編」です。

ここでいう資産管理とは「現金の『扱い方』だけでなく『働かせ方』も含む」と、とらえてください。

「財政面」の自己評価点が高い方はムリに読む必要はないと思いますが、

「コツコツ頑張ってお金貯めているのになかなか増えないな~」と感じている方にはヒントになる部分があるかもしれません。

お金は銀行へ預けておくだけで勝手に増えてはくれません。

1年預けておくことでわずかな金利は付きますが、200~300万円程度ではランチ代にも足りません。

となるとお金は預けっぱなしではなく「働いてもらって成長して(増えて)もらった方が良い」と考えるのが普通です。

しかし、お金が無事に増えたからと言ってまた預けたままほったらかしておくとインフレが進めばお金の価値も下がってしまう可能性があります。

その為、ただ増やすだけではなく「管理する」必要があるのです。

資産が成長して(増えて)さらにそれを管理する過程には4つのステージがありますので、それぞれ解説していきます。

<ステージ1:作る>

この「作る」というステージは「働いてもらうお金を準備する」ということを表しています。

例えば、お金を増やそうと「何かしらの投資をしよう!」と思い立ったとして、それ用の資金が空から降ってくるわけではありません。

銀行ヘ預け入れているお金の残高を確認したり、おろしたり、積み立てや定期に「投資に使える現金がいくらあるのか確認」したりする必要があります。

また、文字通り「作る」というくらいですから、オークションやフリマで不要物を現金化して準備をしたり、「お金を稼ぐスキルの再現性or確実性が高ければ」後からいかようにも調整できるので、一時的に「今乗っている車を売却し、それよりも安い車へ乗り換えることで現金を作る」「不要というわけではない時計などの価値が高いものがあれば現金化する」事もできます。

決してお勧めしているわけではないのですが、イメージがわきやすい事例としては確実性が高く、万が一の際にも補填が可能であれば「お金を借りて投資用資金を準備する」のも「作る」ということになります。

「投資用資金を借りてまで準備するなんて無謀すぎる!!」と思われるかもしれませんが、そんなこともなく、意外とそれは普段から行われていることである。

ということが次のステージで分かります。

<ステージ2:稼ぐ>

このステージでは準備した(作った)投資資金をもとに実際に投資を行って「お金を稼ぐ!」です。

文字通り「稼ぐ」ですから、ここではガッツリ利益を上げていくことが重要です。

つまり、「高利回りを狙う」ということですね。

この時点では残念ながらまだ自己資産は小さいわけですから、できることなら「レバレッジが高い投資先が理想」です。

しかしながら、このコラムをご覧のトレーダーの方からは「レバレッジが高いなんて、その分リスクも高いだろ!」と怒られそうですが、それは「マーケットを対象としたトレードだけで考える」とそうなるだけです。

もちろん、まだ資金が小さいわけですから、少しはリスクをとって勝負したほうがよい(私ならそうする)のですが、そういうことではなく、、、

マーケットに捉われず、視野を広げて投資先を考えれば、「ローリスク・ハイリターンの投資先が存在する」のです。

あ、ニュースで報じられていたような投資詐欺的な話ではないのでご安心を(笑)

ズバリ、最も利回りの高い、ハイレバレッジの投資先は「自分への投資」です。

拍子抜けしたかもしれませんが、これが事実です。

例えば、仕事で必要な資格を取れば月の給料が1万円上がるとします。

その資格を取るために必要なテキストが3万円だとした場合、資格を取ってしまえば3か月で投資資金は回収できます。

さらに、年間の利回りでみるなら実に400%をたたき出したことになるわけです。

あとはこの考え方の応用が「再現性or確実性が高く高利回りな投資先」となります。

そうですね・・・。

例えば、しゃべり方講座みたいなものをマスターすればアナウンスやナレーションのお仕事で新たに収入を得ることができるでしょうし、PCに関するスキルが深堀された場合、あらたにSE的な収入も見込めます。

また、営業スキルがアップすれば歩合給が格段に増えるでしょうし、ライティングのスキルをマスターすることでコピーライターとしての収入源が新たに増えるかもしれません。

これらの「投資対効果の高さ」はイメージできると思います。

何度も言いますがこのステージで重要なポイントは「まだまだ資産が小さい段階なのでできるだけ再現性or確実性が高く、ハイリターンであること」なので、それを忘れないでくださいね。

もっともっと「現金ベースで大きく」ガッツリ稼ぎたい!!ということであれば「いただく側」から卒業し、起業を目的とした自己学習に対する「投資」を行い、「そこで身に着けたスキルで『自ら』ビジネスを興して莫大な富を生み出す」のも、ハイリターンな投資です。

「現金ベースの大きさ」で考えれば、私の知る限りこれが「もっとも稼げる投資」と言えるでしょう。

トレードも!と言いたいところですが、短期間で大きく稼ごうと思えば裁量部分が増えてしまうため、再現性、確実性という部分を考えると「スキルが一定ラインに達するまでの時間と労力を惜しまなければ」という条件は付いてしまいます。

また、その過程で「人間の本能を抑えきれず、損失が拡大する」なんてことになってしまうと本来稼ぐために始めたことが逆の結果をもたらすこととなってしまうのでご注意ください。

ただし、トレードから「短期的に大きく稼ぐ」という部分を外せば、「自動的に再現性と確実性は上がる」のでスキルアップに対する投資は成功しやすくなりますが、どちらかというとステージ2の「稼ぐ」ではなく、ステージ3の「増やす」に入ります。

ちなみに、ステージ1の解説の最後に「投資用資金を借りて準備することは、意外と普段から行われていることである。」とお伝えした意味は分かりましたか?

そう、事業主が普段からビジネスに必要な資金として政策金融公庫やお付き合いのある金融機関から「事業目的で融資を受けていること」がそれにあたります。

これもビジネスに対する投資です。

次回に続く・・・。

 

それではまた!

 

石田信一

 

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自分にはそのような投資手法が合っているのか話している動画がありますのでぜひご覧ください。

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