カシオ<6952>が利食いになりました!しかし・・・
私(松下誠)が毎週、投資助言者としてお届けしている、セーフリッチ株式レポートで、今週はカシオ<6952>が利食いになりました。しかしながら松井証券<8628>が損切りになり、11か月連続利益達成に向けて、ブレーキがかかっています。これは毎週末にお届けしている売買指示レポートに沿った売買シミュレーションの結果であり、毎週のレポートに売買履歴も詳細にお届けしています。
カシオ<6952>は、トレンドブレイクアウトで7月2日に1820円で買い推奨、同じタイミングで松井証券<8628>も買い推奨を行いましたので、リスクを軽減する目的で、7月5日始値1827円で一部のポジションを利食いとしました。
カシオ<6952>の利食い 日足
一方の松井証券<松井証券>は、保ち合いブレイクアウトで7月2日に1071円で買い推奨、直前の安値の下に損切りを設定したところ、7月5日の下落で損切りポイントに到達し、損切り撤退となりました。
松井証券<8628>の損切り 日足
セーフリッチ株式レポートには、独自の厳格な資金管理ルールがあり、そのルールの元に、1回あたりの売買祭巣を算出しますが、フルリスクでの損切り撤退は、昨年12月に買い推奨を行い、今年2月に損切り撤退となった武田<4502>以来5か月ぶりのことであり、軟調な市場の中でも、順調に売買を進めてきました。
この損切り撤退で、7月の損益は損失先行となり、昨年9月から続いている過去最長の連続利益月記録の更新に若干のブレーキがかかってきました。
セーフリッチ株式レポート 資金推移シミュレーション
上記の資金推移シミュレーションは、2012年6月1日の資金1000万円で運用を開始した設定であり、売買の内容は、全て毎週のレポートで紹介しています。
市場は依然として低調ですので、その中で独自に強い銘柄を選定し、チャンスを狙いたいと思います。今回の記事は、「利食い千人力」コラムながら、損切りの報告になりましたが、それも投資であり、そのリスクや損失を管理してこその利益です。損切りの事例の中にも、十分に学ぶ材料があります。資金を厳格に管理して、常に利益を上げる株式投資を目指しましょう!
本コラムの解説は、アイフィス・インベストメント・マネジメント株式会社が提供する投資助言サービス「セーフリッチ株プログラム」で行われた投資助言に沿ってお届けしています。このプログラムに参加することで、銘柄の選定、エントリータイミングの指示、エグジットタイミングの指示を受け取ることができます。
「セーフリッチ株プログラム」(月額料金9,800円)
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また、この投資助言サービスの基礎となる利食いの技術や考え方は、私の書籍「誰も教えてくれなかった 結果を出す株式投資理論」でお伝えしています。この書籍では、12年以上個人投資家を育成してきた経験に基づき、株式投資で利益を上げるために必要な知識・技術を公開しています。個人投資家にとって、生涯使える株式投資の教科書になるように執筆しましたので、ぜひ、こちらから書籍を手に入れてください。
この記事を書いている人

投資家を育てる専門家。これまで累計3万人に本物の投資を教育してきた。
セミナー講師として登壇した回数は過去200回以上。参加者は「とてもわかりやすい」「今まで誰も教えてくれなかった理論を教えてくれる」「甘い自分を律してくれる」とセミナーは毎回好評を評している。

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