AM One「柏原延行」の Market View #121 新興国通貨危機の可能性を見極める方策は?

2018/09/11

皆さま こんにちは。

アセットマネジメントOneで、チーフ・グローバル・ストラテジストを務めます柏原延行です。

震災や台風に伴い、被害を受けられた方々などにお見舞いを申し上げます。

  • 足元で、新興国通貨の下落傾向が顕著である。これが、「グローバルな投資環境にリスク・オフ的環境を発生させるような通貨危機」にまで至るかを見極める必要がある。
  • 通貨危機の本質は、「新興国通貨の短期間での大幅な価値の減少などにより、米ドル建ての債務が返済不能に陥ること」などにより、通貨危機に見舞われた国の通常の経済活動などが困難になることであると考えるため、通貨危機が発生すれば、世界の投資環境は、リスク・オフ(リスク回避的)にならざるを得ないと思われる。
  • 米国における政策金利の引き上げが、米国での運用利回りを向上させ、その分資金が、「新興国から流出し、米国へ還流する」というストーリーは分かり易い。一方で、現在の段階的、緩慢な米政策金利の引き上げが、成長余力のある新興国からの資金の引き上げを決断させるほど影響力の大きなものであるか、否かを判断することは難しい問題。
  • この判断のためには、インフレが一定程度抑制できており、(年初来でみた場合)堅調推移を続けるインド株式の動向に注目することも、ひとつの方策であると考える。

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