AM One「柏原延行」の Market View #117 出口観測は否定されたか?:日銀の金融政策決定会合(7月)の評価

2018/08/06

皆さま こんにちは。

アセットマネジメントOneで、チーフ・グローバル・ストラテジストを務めます柏原延行です。

家計簿アプリ・ソフトで著名な株式会社マネーフォワード株式会社さまが運営されるMONEY PLUS(マネープラス)に隔週で記事の連載を開始しました(左記記事の連載からご覧いただけます)。ご参考いただけると幸いです。

さて、今回は、7月の日銀の金融政策決定会合(以下、会合)の結果を、私なりに評価したいと考えます。

  • 7月31日に、日銀は「強力な金融緩和継続のための枠組み強化」を発表した。7月会合については、事前のメディアからの報道が相次いでいたこともあって、注目度が大きかったと思われる。
  • 加えて、会合の内容をどのように評価すべきかについても、解釈が難しい面がある
  • 解釈のポイントは、金融政策が「①金融緩和を強化する方向」か、あるいは「②金融緩和が弱まる方向(金融政策の正常化と呼ばれる)」のどちら側に変更されたかであると考えている。
  • 結論として、黒田総裁の記者会見の内容から判断する限り、「①金融緩和を強化する方向」と解釈すべきと思われる。
  • 一方で、柔軟化で今後の日銀の行動の自由度が広がったため、実際の日銀の行動が、どのようなものになるかについて、継続して留意する必要がある。

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