AM One「柏原延行」の Market View #116 日銀の金融緩和政策は修正されるのか?

2018/07/27

皆さま こんにちは。

アセットマネジメントOneで、チーフ・グローバル・ストラテジストを務めます柏原延行です。

週末は、台風が襲来する地域もあるようです。ご注意ください。

今回のコラムでは、7月30日から31日に迫った日銀の次回の金融政策決定会合(以下、会合)について、取り上げたいと考えます。

  • いくつかのメディアは、先週末頃にかけて、次回の会合で金融政策の修正が行われるという観測を報道している。
  • 「長期金利目標水準の柔軟化」、「上場投資信託(ETF)買い入れの柔軟化」、「副作用への言及」などが、修正の候補としてあげられており、この報道をうけて、週明け23日の金融市場は、円高・米ドル安、株安、債券安(金利は上昇)として反応した
  • 金融政策の修正を根拠づける要因と否定する要因を整理して、現在の金融政策が修正される可能性を検討した。
  • 結論として、今回の観測報道による円高の進行などをみた日銀としては、現在の金融緩和政策を正常化方向に修正する可能性は限定的と考える。一方で、「物価目標水準の妥当性や現在の金融緩和政策の副作用などを分析し、対応策を検討する」など、物価目標水準や副作用に関して、なんらかの方針が示される可能性に留意が必要。

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