サイプレス・ホールディングス(428A)収益機会の拡大

2026/09/15


サイプレス・ホールディングスは、中期経営計画「BEYOND THE STANDARD」(2027年8月期~2029年8月期)において、最終年度である2029年8月期に対して売上収益24,000百万円規模、営業利益1,900百万円規模の達成を掲げている。2026年8月期に対する会社予想を起点とした場合、売上収益で年平均成長率(CAGR)25%前後、営業利益で30%前後の成長が達成されることになる。同社は、当該期間に向けて、毎年30店舗の新規出店と既存店でのさらなる収益改善によるオーガニック成長のみを織り込んでおり、フランチャイズ展開やM&A、海外展開は追加的な成長ドライバーとして位置付けられている。成長の基盤は、36ブランドを展開するマルチブランド戦略を通じて商業施設(ショッピングモール)で積み上げてきた新規出店ノウハウである一方、今後はロードサイドへの展開を通して出店チャネルを広げていくとされている。また、テイクアウトの炭火焼鳥「銀座惣菜店」は、投資負担やオペレーション負担が相対的に軽いことから、フランチャイズ展開に適した業態と位置付けられており、同社はフランチャイズ契約の拡大に努めており、結果的に従来からの直営店のみの収益構造に新たな収益源が加わることになるとされている。既存店での収益改善施策をさらに強化するとともに、ロードサイドを含む新規出店、フランチャイズ展開、海外展開へと成長領域を広げることで、中長期的な収益機会が拡大していく方向性にあると考えられよう。

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