サイプレス・ホールディングス(428A)成長戦略の実行加速

2026/07/15


2026年7月10日、日常外食市場での成長・拡大を標榜するサイプレス・ホールディングスは2026年8月期第3四半期(9-5月)の決算説明会をオンライン開催している。同社がこれまで掲げてきた成長戦略について、直営店の出店加速を中心とする具体的な進捗が認められることが明らかになっている。通期の新規出店は期初計画の10店舗に対して現状までに18店舗が確定している。従来からの商業施設などに加えてロードサイドへと出店領域を広げることも寄与する。また、2027年8月期に向けては新規出店30店舗を目指す方針が打ち出されている。既存店では客数が一時的に前年同期を下回る局面があったものの、不振店舗の業態変更、メニュー改定、人員体制および接客ホスピタリティの強化を通じて改善を図っている。加えて、テイクアウトの炭火焼鳥「銀座惣菜店」のフランチャイズ展開に向けて複数のメガフランチャイジーとの契約準備を進めているとともに、M&Aについても専門組織の設立を含む検討を進めている。すなわち、海鮮の仕入力、オペレーション力およびディベロッパー(商業施設の開発・運営を担う事業者:イオンモールなど)との関係を活かした直営店の展開を成長の中核に据えながら、新たな出店立地領域および運営形態を加えることで、成長戦略を実行段階へと移しつつある。また、同社は現在、中期経営計画の策定を進めており、2026年8月19日にその内容を開示するとのことである。

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