EMシステムズ(4820)本来の収益力を見極める

2026/05/20


2026年5月14日、国内首位として薬局の基幹業務を担う調剤システムの開発及び販売を展開するEMシステムズは、2026年12月期第1四半期(1-3月)の実績を発表している。特需剥落の後における本来の収益力を見極めるための転換期が始まっていることが明らかになっている。前年同期との比較でオンライン資格確認システムや電子処方箋の導入といった厚生行政関連による寄与が剥落していることに加え、将来の収益基盤拡大に向けた新規他社獲得・付加価値商材への戦略的なシフトを優先し、自社リプレイスを抑制したことから大幅な減収・減益を余儀なくされている。また、厚生行政関連による寄与が剥落する度合いが当初の想定以上に及んでいることに加え、諸費用の前倒し投入を実施していることもあり、第2四半期(1-6月)に対する会社予想は損益面において下方修正されており、第2四半期末の配当金予定も下方修正されている。ただし、現時点においては、通期の会社予想は据え置かれている。同社によれば、第2四半期(1-6月)までの進捗動向に加え、「厚生行政関連需要の今後の推移を慎重に精査する必要がある」ためとのことである。

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