マックハウス<7603>暖冬が追い討ちとなり、今期は営業赤字に

2019/02/04

暖冬が追い討ちとなり、今期は営業赤字に
リサーチノート
(株)QUICK 佐久間聰

3Q 累計は10%減収、営業損益が3.1 億円の赤字。需要期の3Q も不振
今19/2 期3Q 累計(18 年3~11 月)の単独業績は、売上高が前年同期比10%減の208 億円、営業損益が3.1 億円の赤字(前年同期は1.8 億円の黒字)だった。
今期3Q 末の店舗数は415 店舗と前期3Q 末に比べ2 店舗増加。集客が見込みやすい大型SC(ショッピングセンター)などへ大型店舗「マックハウススーパーストア」、「マックハウススーパーストアフューチャー」を新規に出店(今期3Q 累計は17 店舗)する半面、不振が続くロードサイドや小型SC の小型店舗(従来の「マックハウス」業態が大部分)を中心に不採算店を閉鎖(今期3Q 累計は12 店舗)した。売り上げ面では、全体の店舗数は少し増加したものの、今期3Q 累計の既存店売上高が前年同期比10.3%減と落ち込んだことが響いた。既存店客数は同6.1%減、既存店客単価は同4.5%減だった。中・低価格帯のカジュアルウェア市場は低価格化による他社との競争激化に加え、消費者の節約志向が依然と高く、厳しい経営環境が継続。さらに記録的な暖冬が、高単価のアウターが需要期を迎える3Q(18 年9~11 月)に追い討ちを掛けた。
利益面では、今19/2 期3Q 累計の売上総利益率は52.2%と前期3Q 累計の52.3%からほぼ横ばい。中国から人件費の安いアセアン諸国等への生産地のシフト、商社・ベンダーからの調達コストの引き下げなど商品調達改革が進展したものの、暖冬など気温の影響で季節商品の立ち上がりが遅れ想定以上の値引き販売を余儀なくされた。減収が大きく響き、売上総利益は減少。広告宣伝費、水道光熱費および物流費を中心に販管費の削減に努めたが、営業損益は赤字となった。ロードサイド店および小型SC 店の収益性が低下したため、これらの店舗に係る減損損失、退店に伴う固定資産除却損など特別損失7.5 億円を計上したこともあり、純損益は17.9 億円の赤字(前年同期は79 百万円の赤字)となった。
3Q(18 年9~11 月)の単独業績は、売上高が前年同期比10%減の71 億円、営業損益が1.1 億円の赤字(前年同期は1.6 億円の黒字)、純損益が特別損失の計上などもあり10 億円の赤字(同24 百万円の黒字)

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