三栄コーポレーション<8119>業績改善策を強化。20/3期は営業増益に転じると予想

2019/01/09

業績改善策を強化。20/3期は営業増益に転じると予想
アップデートレポート
(株)QUICK 堀内 敏成

19/3期上期は大幅営業減益。会社側通期見通しを減額修正
19/3期上期の連結業績は、売上高が208.4億円(前年同期比4.3%減)、営業利益が29百万円(同96.2%減)。欧米事業の収益悪化、国内ブランド事業の伸び悩み、新基幹システム導入によるコスト増などが大幅減益の主因。会社側は19/3期通期の連結業績見通しを下表の通り下方修正した。
同社の営業利益は17/3期をピークに減少傾向をたどっているが、同社は18/3期にスタートした3カ年の中期経営計画の諸施策を着実に推進する一方、業績の早期改善や次代のビジネス構築に向けた施策を強化しつつある。現在は同社にとり、「中長期的な展開を見据えた収益基盤の整備が進む局面」とのQUICK企業価値研究所の見方に変化はない。

株主還元の取り組み強化を中長期的観点から評価
当研究所では19/3期通期の連結業績について、上期の実績が想定を下回る結果になったことを踏まえ、下表の通り減額修正する。続く20/3期の予想も減額するが、上記の諸施策の効果が発現することで、増収増益に転じるとみている。OEM事業の伸長による業容拡大、ブランド事業の拡大による収益性の改善が着実に進み、中期的な増益基調を回復すると予想する。
同社が株主還元(増配や自己株式取得)に熱心に取組んでいることも中長期的観点から評価したい。

 

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