ゲームカード・ジョイコホールディングス<6249>パチンコ用プリペイドカードシステム首位

2018/12/26

パチンコ用プリペイドカードシステム首位
ベーシックレポート
(株)QUICK    永田 和子

安定収益源のカード収入、システム使用料収入も漸減傾向
パチンコホール向けプリペイドカードシステム首位。加盟店舗数(18年9月末)は3543店、シェアは42%。18/3期の売上構成比は(a)パチンコホールに対する機器販売34%(右図は主力商品「G∞WIN’Z」のカードユニット)、(b)遊技者のカード消費金額に応じて徴収する情報管理料が中心のカード収入19%、(c)加盟店からのシステム使用料収入45%。(b)(c)はストック型の安定収益源とは言え、加盟店・設置台数の減少に伴い漸減傾向。

専用ユニットを供給する管理遊技機の成否が同社再成長の鍵握る、今期は管理遊技機に関する開発本格化が利益を圧迫へ
会社側は今期上期実績や研究開発動向を勘案し連結営業利益の通期計画を前期比44%減の20億円に増額。QUICK企業価値研究所も同30%減の25億円に引き上げた。保守的な会社計画を上回るとは言え、管理遊技機に関する研究開発本格化が利益を圧迫する見通し。来期以降は消費増税(19年秋)を挟んだ外税対応加速や旧規則機撤去等に伴うホール改装が同社の商機として期待される。だが、来期の連結営業利益は厳しい事業環境を背景とする加盟店舗数減や研究開発費高止まりを考慮し、同20%減の20億円を見込む。
同社が再び利益成長ステージに戻れるかの鍵を握るのが、専用ユニットを供給する管理遊技機の成否。依存症対策に資するとの期待から遊技機メーカー団体で規格づくりが進む。当研究所は管理遊技機の市場投入を21/3期とみるが、当初は様子を見ながらの導入が予想され、専用ユニットの貢献が加盟店舗数減少をカバーできるかは不透明。長期的にはIR開業を前に依存症対策として徐々にホール内シェアを高めていく公算も。部品共通化による原価低減で還元率を高め、遊びやすい「身近な大衆娯楽」が実現すれば、再びライトユーザーを引き寄せる期待大。次世代パチスロとして検討されているメダルレス機(専用ユニットが必要と予想)と合わせて、管理遊技機の動向に注目していきたい。

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